平成29年12月9日(土)~10日(日)
ライトアップなど華やかな秋の紅葉シーズンが終わり、落ち着きを取り戻した京都へと旅に出かけました。
首都圏から高速夜行バスで京都に10日(日)朝6時に着き今日の宿泊ホテルに荷物を預け、さっそく京都観光を始めました。
最初に行く場所は、以前は事前申し込みなが無ければ参観できなかった所で、昨年の7月26日から申し込み不要となった「京都御所」へ行きました。
京都御所:平安から明治になるまで天皇のお住まいになっていた建物です。
建春門(けんしゅんもん)(東側)
宜秋門(ぎしゅうもん)(西側)
京都御所を取り囲む高い築地 ( ついじ )
御車寄(おくるまよせ):天皇とお会いする方が使用した玄関。
諸大夫の間(しょだいぶのま):公家や将軍家の使者の控えの間で、身分い応じて部屋が決まっており「虎の間・鶴の間・桜の間」と襖の絵にちなんで呼ばれている。
新御車寄(おくるまよせ):大正天皇の即位礼に際して自動車で付けることができるよう新築された玄関。
承明門(じょうめいもん):紫宸殿の正面にある門
紫宸殿(ししんでん):ここで明治、大正、昭和天皇の即位式が行われました。建物の前面にはおひな様でよく飾られる木、東側に「左近の桜」、西側に「右近の橘」が植えられています。
清涼殿(せいりょうでん):政事・神事などの重要な儀式を行ったところ。
小御所(こごしょ):諸種の儀式が行われたところ。
御学問所(おがくもんじょ):歌会など学芸に使用された建物です。
御三間(おみま):諸行事に使用された建物です。
杉戸絵:老人と唐子に松
御内庭(ごないてい):土橋や石橋を架けた庭で、奥に茶室を構えています。
御池庭(おいけにわ):玉石を敷き並べた浜があり、池の中には3つの中島があり木橋2基、石橋3基が架かっています。
欅橋(けやきばし):総欅造りの木橋
御常御殿(おつねごてん):京都御所の中で最も大きな建物。内部は、神器を納める剣璽(けんじ)の間、天皇がお休みになられた御寝(ぎょしん)の間など15室からなっております。
京都御所の参観を終えて、これから叡山電車・ケーブルカー・ロープウェイを乗継き、比叡山延暦寺へ向かいます。