もう一歩、その先へ

車旅&列車旅

「門司・姫路」列車旅 5日目

2019年01月19日 | 旅行

「門司・姫路」列車旅  

平成30年12月27日(木)5日目

5日目は尾道市の高台にある千光寺を観光し、兵庫県の姫路市で姫路城内を見学したあと、愛知県の名古屋市から夜行快速列車「ムーンライトながら」で東京へ戻って行きます。

尾道駅10:47 → 11:06福山駅11:13 → 12:12岡山駅12:13 → 13:18相生駅13:21 → 13:40姫路駅16:26 → 18:58米原駅19:05 → 20:11名古屋駅23:20 → 5:05東京

千光寺山ロープウェイ乗場:ホテルから徒歩で約15分で乗場に着きました。

艮神社(うしとらじんじゃ):ロープウェイ乗場の隣に有り、神社の真上をロープウェイが通過するため落下物防止のネットが設置されていました。
拝殿:艮神社は806年建立され、尾道市内で最古の神社といわれています。

艮神社の境内にはクスノキの大木が4株有り、その中でも樹齢900年と推定されている幹の直径は7mのクスノキも有り、ロープウェイの真下にクスノキ群が見えます。

ロープウェイ山頂駅

山頂展望台

山頂展望台より東側、瀬戸内しまなみ海道の新尾道大橋方面

南側、向島方面の街並み

西側、因島方面を島々

北側の山間部

山頂展望台より下って千光寺に向かいます。

千光寺本堂:大宝山権現院千光寺(本尊は千手観世音菩薩)と呼び、806年に創建された真言宗の寺院です。寺院の方々は、あと数日で迎える新しい年に向けて準備に忙しそうでした。

大師堂:弘法大師(空海)をお祀りしているお堂

玉の岩(左側):周囲50m、高さ15mで「玉の岩」伝説が有りますので検索してみて下さい。

くさり山:修行場くさり山(石鎚山)鎖修行

ふたたびロープウェイ山頂から尾道駅に戻ります。(左に本堂、中央に玉の岩、右に鐘楼、下にはクスノキ群が見えます)

JR尾道駅前:現在尾道駅は2019年3月10日新駅舎開業に向けて建替え工事中でした。

次は姫路市に向かいます。

姫路城:国宝姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となりました。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれています。

「平成の修理」と呼ばれる大天守保存修理工事が行われ、漆喰壁の塗り替えや屋根瓦の葺き直しを中心に5年の歳月をかけ平成27年(2015)工事が終了しました。

JR姫路駅北口から出ると正面に姫路城が見えます。

ろの門

はの門南方土塀

西の丸櫓群・長局(百間廊下)

城内

大天守最上階にある刑部神社(おさかべじんじゃ):姫路城の地主神

姫路城の大天守は、慶長14(1609)年に建築されたもで400年以上が経過した現在でも、その美しい姿を残しています。外観5重・内部は地下1階・地上6階の造りになっています。

漆喰壁の輝きが白鷺城を表しています。

JR名古屋駅・駅前

名古屋駅 23:20の夜行快速列車「ムーンライトながら」乗車し、帰路に着きました。

以上で「門司・姫路」列車旅と題した、旅行記がまとまりました。

今回は青春18きっぷ利用の普通列車、夜行快速列車、夜行フェリー、レンタカー、そして関門海峡トンネルを歩いたり、宮島では弥山に登ったりと結構ハードな日程を組みましたが、列車等に遅延も無く天候も恵まれ、無事予定通り終えることができました。

なお、旅行記顛末にあたり、当ブログにお付き合い頂きありがとうございました。

さて、次は何処へ・・・行こうかな・・・

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「門司・姫路」列車旅 4日目

2019年01月16日 | 旅行

「門司・姫路」列車旅

平成30年12月26日(水)4日目

4日目は広島県の厳島神社・弥山を経て呉市の大和ミュージアム館で戦艦大和を見学し、尾道ラーメンで有名な尾道市に宿をとりました。

岩国駅7:38 → 宮島口JRフェリー桟橋 → 宮島・厳島神社 → 弥山 → フェリー桟橋 → 宮島口14:03 → 14:32広島駅14:40 → 15:17呉駅17:39 → 19:26糸崎駅19:37 → 19:45尾道駅

JR宮島フェリー桟橋から日本三景の一つ「安芸の厳島神社」へ向かいます。日本三景は京都府の「天橋立」と宮城県の「松島」になります。

大鳥居:海面にそびえる朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m有ります。

本殿正面:平家の平清盛によって海上に立つ大規模な社殿が造られました。

東側廻廊:入口は切妻造りになっています。

まだ午前9時前なので貸し切り状態です。厳島神社の中でも人気のあるビューポイントです。

高舞台:舞楽が舞われる舞台です。

西廻廊:西の端(出口)は、唐破風造りになっています。

能舞台:日本で唯一海中に建てられています。

反橋:重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入ったことから別名・勅使橋(ちょくしばし)とも呼ばれています。長さ約24m、幅4m、高欄は丹塗り・橋脚は墨塗り

五重塔:応永14年(1407)建立。高さ27.6m

厳島神社から弥山(みせん)標高535mの山頂へ向かいます。神社から徒歩15分(無料送迎バスあり)でロープウェイ紅葉谷駅まで行き、ロープウェイで乗継駅へ。

ロープウェイかや谷駅で乗継しロープウェイ獅子谷駅へ。

獅子岩展望台:正面が弥山山頂で、右下がロープウェイ獅子谷駅になります。ここの展望台からも瀬戸内海の景観が楽しめます。

(AM9:55)弥山山頂まではロープウェイ獅子谷駅から30分ほどかかります。最初の約300mは下りますがその後、結構きつい登りが続きます。

(AM10:15)霊火堂:806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、1200年以上たった今も「消えずの火」として燃え続けています。

くぐり岩:弥山山頂へあと一歩。自然が創りだした巨大な岩のトンネルです。

(AM10:25)弥山山頂から360度パノラマの素晴らしい瀬戸内海の絶景が楽しめます。

再びロープウェイで紅葉谷駅に戻り、次の予定地の呉市に向かいます。AM8:00頃は引潮でしたが、島を離れるPM12:10頃には満潮になっていました。

お店を見ながら宮島桟橋に戻る途中で、「焼きカキ」と「カキ丼」を食し厳島神社を後にしました。

(PM12:50)立派な宮島桟橋の建物です。

(PM13:20)宮島口駅

(PM15:35)呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」
ここは戦前に戦艦「大和」を建造した東洋一の軍港で、戦後は平和産業港湾都市として復興し大型タンカーを数多く建造しているまちで、その呉の歴史をパネルと現存する資料で紹介している歴史科学館です。

企画展「戦艦長門と日本海軍」:時間の関係で戦艦「大和」の常設展のみ見学し、企画展はスルーしました。

戦艦「大和」:全長26.3mもある10分の1スケールで詳細再現されています。

零式艦上戦闘機六二型「零戦」

特殊潜航艇「海龍」

(PM16:35)ミュージアムに隣接している海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」は午後4時30分閉館で寄ることができませんでした。ここは海上自衛隊の有する資料の展示・保存等を通じて、海上自衛隊に対する理解の促進並びに地域との共生に貢献することを目的とした史料館です。

この後、呉駅に戻り呉線・山陽本線と乗継して尾道駅近くの宿で4日目が終了しました。
なお、名物の尾道ラーメンを駅前で食しました。豚の背脂を浮かせた醤油ベースでとても美味しかった・・・です。

明日、5日目は尾道市の千光寺公園、兵庫県姫路市の姫路城を観光し愛知県名古屋市から臨時夜行快速「ムーンライトながら」で東京に戻るプランです。

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「門司・姫路」列車旅 3日目

2019年01月12日 | 旅行

「門司・姫路」列車旅 

平成30年12月25日(火)3日目

レンタカーを利用し秋吉台・秋芳洞・瑠璃光寺を観光して岩国市に宿泊。

新山口駅9:00 → レンタカー利用(秋吉台 → 秋芳洞 → 瑠璃光寺)→ 14:30新山口駅15:07 → 17:08岩国駅

秋吉台:美祢市(みねし)の中・東部に広がる日本最大のカルスト台地です。
この時期は冬枯れの風景ですが例年2月第3日曜日に春を呼ぶ風物詩「山焼き」を行い、一面の新緑で覆われる観光シーズンを迎えます。

秋芳洞(あきよしどう):秋吉台国定公園の地下100mある日本屈指の大鍾乳洞で洞内の観光コースは約1kmあります(総延長は10.7kmを越え国内第2位)。

日本三大鍾乳洞:秋芳洞(山口県美祢市)、龍泉洞(岩手県岩泉町)、龍河洞(高知県香美市)

正面入口

青天井

百枚皿

石柱(洞内富士)

傘つくし

黄金柱

蓬莱山

保寧山 瑠璃光寺(ほねいざん るりこうじ)国宝の五重塔を中心として、境内は香山(こうざん)公園と呼ばれ、桜や梅の名所にもなっています。

本堂:本尊は薬師如来


国宝 瑠璃光寺五重塔:嘉吉2年(1442年)頃の建立で相輪の尖端まで31.2mあり日本三名塔の一つに数えられています。
日本三名塔(奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺にある五重塔)

車窓:山陽本線から瀬戸内海を望み岩国市へ

大島大橋:2018年10月22日ドイツの海運会社が所有する貨物船が大島大橋の橋梁に衝突し、水道管と光ファイバーケーブルなどを切断する事故が発生した橋かな・・・?

4日目は広島県の厳島神社・弥山(みせん)を経て呉市の海事歴史科学館「大和ミュージアム」を見学し、尾道市へ行きます。

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「門司・姫路」列車旅 2日目

2019年01月08日 | 旅行

「門司・姫路」列車旅

平成30年12月24日(月)2日目

2日目は福岡県北九州市の門司港レトロから関門トンネルを通って九州から本州に歩いて、山口県下関唐戸市場を観光し新下関駅から新山口駅へ移動し2日目を終わりました。

新門司港フェリーターミナル8:30 → 連絡バス → 門司駅9:11 → 9:19門司港 レトロ街散策 → 関門トンネル・徒歩 → 下関港・唐戸市場 → 路線バス → 新下関駅 → 新山口駅

阪九フェリー新門司ターミナル:奈良時代の平城京の大極殿を模した造りで平成3年1月建設

門司駅

門司港駅

門司港駅駅舎:明治24年に建てられた、ネオ・ルネッサンス調の木造建築で現在大規模保存修理工事中(2012年9月から保存修理工事着手

2019年3月門司港駅グランドオープン (駅前広場は改修中)

門司港と下関の間を行き来する関門連絡船:所要時間5分で気軽に移動ができ、九州と本州の観光スポットを両方楽しめます。

門司港

「門司港レトロ」地区

旧門司三井倶楽部:大正10(1921)年に三井物産の宿泊施設・社交倶楽部として建設された建物

旧大阪商船:大正6年(1917年)に建てられた大阪商船門司支店

後方の高層マンション(地上31階・高さ103m)は建築家・黒川紀章氏が設計した建物「レトロハイマート」です。

ブルーウイングもじ:日本最大級の歩行者専用はね橋(全長約108m、水面に対し60度の角度に跳ね上った状態)

北九州市大連友好記念館:平成7年(1995年)中国の大連市と北九州市が友好都市締結15周年を記念して復元建築されました。

関門橋(北九州市側):福岡県北九州市と山口県下関市を結ぶ(全長1068m・海面からの高さ61m)昭和48年11月から運用開始

門司港レトロ地区から関門トンネル人道を通って下関唐戸市場まで約4.5Kmを2時間かけて歩きました。

関門トンネル人道:1958(昭和33)年に車道トンネルと同時に開通し、今年(2018年)で60年を迎えました。海峡を歩いて横断できる世界でも珍しい海底トンネル。距離は780m、徒歩約15分で本州の下関市に行くことができます。自転車や原付を押しての通行も可能です。

関門トンネル人道の入口:九州から本州へ

人道入口にはエレベーターが設けられ、門司側は地下約60mにあります。(人道トンネルの通行時間6:00から22:00)

九州と本州の境目:トンネルのほぼ中央部

下関側トンネル人道終点

本州から九州へ

関門トンネル人道の入口:下関市側は地下約55mです。

関門橋(下関市側):関門海峡のシンボル的存在の吊り橋。ここに立って眺めると、この海峡の下を歩いて渡った事が不思議な感じがします。

狭い海峡のためか潮の流れが速く感じます。

赤間神宮(あかまじんぐう):源氏と平家の最後の戦いとなった壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇を祀っていて関門海峡を臨む位置にあり、白い壁と朱塗の水天門が特徴の神宮です。

唐戸市場:ふぐの市場としてはもちろんのこと、タイやハマチの市場としても有名です。

フグ刺し・寿司・海鮮丼がずらっと並でいて、買い物客で大変賑わっていました。

本日の昼食(ふぐ刺し¥1,000円・海鮮丼¥1,200円)

下関側桟橋:門司港と下関の間を行き来する関門連絡船

新下関駅・駅前

新山口駅

2日目は新山口駅近くに宿をとり、明日レンタカーで回るプランを立てました。
3日目は秋吉台・秋芳洞・瑠璃光寺に向かいます。

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「門司・姫路」列車旅 1日目

2019年01月06日 | 旅行

「門司・姫路」列車旅

JR小田原駅で東京からの臨時夜行快速「ムーンライトながら」の列車を利用し、岡山県倉敷市と岡山市の観光を1日目として列車旅しました。2日目は福岡県北九州市の門司港レトロから山口県下関唐戸市場を、3日目は秋吉台・秋芳洞・瑠璃光寺を、4日目は広島県の厳島神社・弥山を、5日目は尾道市の千光寺公園、兵庫県姫路市の姫路城を観光し愛知県名古屋市から臨時夜行快速「ムーンライトながら」で東京に戻りました。

今回の列車旅を時系列で報告いたします。

平成30年12月22日・23日(日)1日目

新宿駅21:31 → 小田急線 → 22:08相模大野駅22:12 → 小田急線 → 23:02小田原0:31 → 東海道本線 → 5:50大垣駅5:53 → 東海道本線 → 6:27米原駅6:29 → 快速 → 10:57倉敷駅

JR小田原駅・改札

倉敷駅

「倉敷美観地区」の倉敷川沿いの風景

白壁の屋敷や蔵

美しい掘割りと柳並木

昔ながらの風情ある町並み

白壁と瓦屋根が印象的な建物

倉敷駅12:47 → 山陽本線 → 13:04岡山駅 → 徒歩 → 13:30後楽園

岡山駅

日本三名園の一つ・岡山後楽園:後楽園はかつて藩主の静養の場、接待の場として使用

唯心山(ゆいしんざん:左上の築山)と岡山城

唯心山から左側を望みます(中央の池を「沢の池」と言います)

唯心山から右側を望みます

鶴鳴館(かくめいかん)

延養亭(えんようてい)

岡山城

後楽園 → 路線バス → 岡山駅15:11 → 16:16相生駅16:48 → 17:50三ノ宮17:54 → 18:01吉住18:10 → 連絡バス → 六甲アイランド港→ 阪九フェリー20:00

阪九フェリー乗船

船内エントランス

神戸六甲アイランド港を定時出航20:00

2等指定B(1人部屋)利用 ネット予約 ¥7,400円

波も穏やかで月が輝いていました

12月24日(月)AM7:20 船上デッキより日の出を迎えます

乗船した阪九フェリー「やまと」
総トン数:13.353トン
全長:195m
全幅:26.4m
航海速力:23.5ノット
旅客定員:667名・トラック:229台・乗用車:138台

阪九フェリー船内で1日目が終わりました。

2日目は福岡県北九州市門司港レトロから山口県下関唐戸市場へ向かいます。

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