イマジネーション・トレーニングの日記〜わたしの藝と稽古の記録

パターンやイメージを探求するために絵を画いています。

ふたつの「メモワール」〜「二重メモワール・モデル」について

2024-03-01 15:32:59 | 日記

 

おはようございます。
 
連載「イマジネーション・トレーニング法」の時間です。
 
よろしくお願い致します。
 
今回は、ふたつの「メモワール」と題して、
 
「イマジネーション・トレーニング」
 
を「汎用化、一般化」すると同時に、
 
「なるべくわかりやすい、シンプルなモデル」で、
 
説明したいと思います。
 
これですこし「イマジネーション・トレーニング法」がわかりやすくなるのではと思います。
 
その「モデル」を、わたしは「二重メモワール・モデル」
 
と呼んでいて、
 
それは、
 
「主メモワール」と「副メモワール」の二種類で構成されています。
 
「主メモワール」が「絵画メモワール(「イマジネーション・デッサン」)になる場合、
 
これははっきりと「イマジネーション・トレーニング」になり
 
さまざまな「コメント」や「イマジネーション・メモワール」が、「副メモワール」になります。
 
つまり、要するに「紙」を二枚用意して、
 
それぞれ、
 
「主メモワール」と「副メモワール」に「役割分担」させて、
 
「主メモワール」で、「実験」を行い、
 
「副メモワール(群)」で、「考察、研究」の作業を行う、という「モデル」が、
 
一番シンプルな、「二重メモワール・モデル」の現実的な形になります。
 
それは、
 
ちょうど科学でいう「実験」と「分析」の関係になります。
 
つまり「メモワールで科学する」ことのモデルが、
 
「二重メモワール・モデル」というものです。
 
 
 
 
では「紙が二枚」ということの「意味はなにか?」
 
というと、それは「役割分担」です。
 
一種類の「メモワール」でいろいろやってゆくと「役割分担」がはっきりせず、
 
それだと「実験と分析をいっぺんにすること」になり、
 
ごちゃごちゃと混乱してくるわけです。
 
いい例がなかなかないのですが、
 
たとえば、「Git」というコンピュータ・プログラムの「バージョン管理」のやり方では、
 
「コンピュータ・プログラム」そのもの、などが、わたしのいう「主メモワール」にあたり、
 
それに対する、さまざまな「コミット」や「コミット・メッセージ」が「副メモワール」になる、
 
と説明したほうが、わかりやすいのかなと思います。
 
小説を書きながら、
 
ちょっとした「アイデア・スケッチ」や「メモ」を別に行うなどという作業も、
 
「二重メモワール・モデル」の一種といえ、
 
これらの「メモワール」は、
 
それなりに整理されていれば、いくつあってもよく、
 
それぞれ「主メモワール群」と「副メモワール群」となり、
 
「主メモワール群」でさまざまな「実験」を、いろいろおこないながら、
 
「副メモワール群」で、よく考える(分析する)という「モデル」になります。
 
 

 

 

そして、それぞれの「メモワール」は「文字情報」だけで構成されている必要はなく、
 
必要であれば、
 
「絵画記録(イメージ)」や「音データ」など、であってもよく、
 
また、「表計算」や「情報カード冊子」などの「メタ・メディア」であってもよいわけです。
 
たとえば「セルフ・ヘルプ・ワーク」では、
 
わたしは「表計算」をかなり扱い、
 
ほかにも、「チェックリスト」などの形式の「メモワール」を扱っています。
 
そうなるとかなりの組み合わせの、「バリエーション」がつくれることは、
 
だいたい、おわかりいただけると思います。
 
この場合にも、一方は「主メモワール」であり、
 
もう一方は「副メモワール」という「立場関係」がはっきり維持されている必要があります。
 
 
この「モデル」をわたしが思いついたのは、
 
「家計簿の「振り返り」」をしていたときで、
 
かなり込み入ったデータが複数個あり、
 
整理して計算するにあたって、
 
エクセルでの、「振り返り原稿」をつくりながら、
 
自分でも「なにがなんだかわからなく」なってきて、
 
「覚え書き」のような「メモ」を、どこかにまとめて整理しておく必要ができてきて、
 
この作業で、基本的な「二重メモワール・モデル」というアイデアに気づきました。
 
これはあくまでもひとつの「モデル」で、
 
いまのところ、わたしはまだ、この「モデル」を本格的には扱ってはいず、
 
さまざまな「主メモワール群」や「副メモワール群」の、いまのところの「具体的な実装例」は、
 
さしあたり「イマジネーション・トレーニング」のみです。
 
現実問題としては、「具体的なケース」でモデルをいろいろ実験検討してみる必要があるのですが、
 
そのためにも、
 
シンプルではっきりした「モデル」が必要になります。
 
 
 
 
 
いまのわたしは「勉強」や「セルフ・ヘルプ・ワーク」
 
つまり「セルフ・マネジメント」に時間をかなり食われ、
 
毎日丁寧にゆっくり「画面の稽古」をできる状況でもなくなってしまったのですが、
 
「イマジネーションの実験」の「場」として、
 
これからも、ある程度、「画面の稽古」は、
 
してゆきたいと願っています。
 
今回は、ここのところの「稽古」から、
 
数枚掲載してみましたが、
 
いかがでしたでしょうか?
 
 
さて、今回は「ふたつのメモワール」と題して、
 
「イマジネーション・トレーニング」を「一般化」してみる、
 
という試みをしてみました。
 
読んでいただき感謝しています。
 
ありがとうございました。
 
また次回お会いしましょう。
 
 
(つづく)
 
 

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