イマジネーション・トレーニングの日記〜わたしの藝と稽古の記録

パターンやイメージを探求するために絵を画いています。

「かぜのしらべ」より

2023-02-04 20:01:10 | 日記

 
 
おはようございます。
 
ずいぶん久しぶりの更新となります。
 
連載「イマジネーション・トレーニング法」の時間です。
 
よろしくお願い致します。
 
この連載では「方法論」のような紹介を中心としてずっとやってきて
 
「方法論」としてはだいたい種がつきたと思います。
 
だいたい、方法論としての「イマジネーショントレーニング法」は
 
十分に紹介したと感じます。
 
あとは「具体的にどういうものができるか」でしょう。
 
そういうわけで「どうしようかな」と思い、
 
「雑稿」なども書いていたのですが、
 
きちんとした決め手がない状態です。
 
しかし、前回の投稿から時間も経ち、
 
そろそろなんとかしたいなと思っていました。
 
冒頭の作品は「かぜのしらべ」といって
 
F6という、ちょっと大きめの画面の制作です。
 
水彩和紙での稽古となります。
 
 
稽古はぽつぽつしています。
 
画面をいくつか紹介します。
 
今回はちょっとした「ちいさな美術館」という感じにしようと決めました。
 
見ていただき、楽しんでもらえたらと思います。
 
 

 

 

 

この画面群は、
 
年末年始の稽古で生まれた作品です。
 
簡単な原理を複雑に組み合わせて作ったものです。
 
やり方(方法論)自体はいままでと、まったく一緒です。
 
これを画いているときは心が緊張していたようです。
 
 
 
 
 
これは自分でも気に入っていて、
 
日本画に近い雰囲気だと感じます。
 
東山魁夷さんの「たにま」と
 
わたしの中ではイメージが近くて
 
「わたしの「たにま」」と呼んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この作品群では
 
クリーム色のパステルを使って、
 
すこし洗練された画面づくりを目指していました。
 
黄色とかクリームとか、
 
中間色のようなもので
 
「高級感のある画面」を目指しています。
 
 
 
 
 
この画面は「直線の構成」から
 
かくかくした線を考えています。
 
 
 
 
 
「曲線の構成」からも一作紹介します。
 
「稽古写真」をスマホで簡単に撮っているので
 
どうしても影がうつり、
 
これは今年の宿題になりました。
 
 
 
 
そういうわけで、
 
いろいろやってみたのですが、
 
今回は「ネット・ギャラリー」のような感じになりました。
 
これからは、
 
 
もうちょっと「ことば」の上での工夫をして、
 
ちょっとした「絵本」のようなものが、できるといいなと思っています。
 
見ていただき、ありがとうございました。
 
また次回の連載でお会いしましょう。
 
 
 
(つづく)

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