リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

店をやめて1年・・・2

2007-12-22 23:53:23 | Weblog

店をやめて1年。この前行った店のママにも言われた言葉
「思い出さない?もう一度やりたいと思わない?」
この前、「池上英樹」氏のマリンバコンサートに行った帰り、Y嬢から言われた言葉
「気を遣わない小さなお店をしたら?」
どちらも嬉しい思いやりのある言葉だが、何故か今のところやる気は起こらない。
何故だろう?
この前、MIDちゃんと逢ったときMIDちゃんが言った言葉
「もし、リリオーママが未だ店をやっていたら私、行って働く。そしてNO1になる自信がある。よその店に行って解った。ママは何でも1人で解決してやっていた。それにみんなが甘えてママ任せになっていた。今のママは違う。厳しいけれど、自分自身やらなあかんと言う気になる、勉強になった。今ならリリオーママを助けられる」
嬉しい言葉であるが、それだけ私は、人任せに出来なかった、だめママだったんだ。
ミーティングの時、「今度のパーティーの企画を・・・」と聞いてもみんな、「さあ?」と言うばかり。だんだん、聞くのも面倒になって自分でやった方が早いと思ってしまう。
大昔、出版パーティーをしたときもそうだった。自分一人で発起人も、会場も、段取りも、挨拶状も、200名のお客様集めもみんなした。お客様を誘おうと言う気持ちのあるスタッフは、ほとんどいなかったと思う。当日、手伝ってはくれたが。
売上集金もそうだった。お支払いの悪いお客様の所へ集金に行ってと歴代のチーフに頼んだが、「又、次に払うと言ってました」「月末に払うと言ってました」「来年早々に払うと言ってました」等々。頼むのはなかなか、貰えそうにないお客様、居座ってでも貰ってくると言う気持ちのある男性スタッフは、ほとんどいなかった。いらいらして、自分で行き、何とか取ってきた。
やはり、指導者になれなかったのか・・・30年やってそんな言い訳ないよね。
恥ずかしいよ。
お客様のお話を1~10まで聞き漏らさないよう、スケジュールをドンドンこなすよう、
スタッフに機嫌良く働いてもらうよう、等々、疲れた。
もう少し、気持ちのんびりしたいと思う。
青森県にいるSちゃんから、リリオーの好きなアメリカのビールが届いた時、お礼の電話をしたらSちゃんが言った言葉。
「リリオーママはスタッフに気を遣いすぎていた、もうゆっくりしてほしい」
スタッフにも見抜かれていたんだ。
お客様に気を遣わずスタッフに気を遣ってどうするねん。
やっぱり、経営者に向いていなかったのでは?30年、何しててんと言いたいね。
今頃、そんな事言うの恥ずかしいよ