有馬記念の続きだけれど。
ウ・チ・ド・メ の4頭、全然だめだった。記念のキネーン騎手も。
有馬記念の前に打ち止めしてしまったのね、早くお正月を迎えたかったんだね。好きな馬を追いかけるのも難しいよ。
割り切れないところがあるのがリリオーの欠点でもあり、良いところでもあると思っておこう。
お店をやっているときは、どのお店も同じだろうが、営業が始まって、何時ドアーが開くか、何時、お客さまが「オゥ、元気か、来たよ」とドアーを開けて下さるか。毎日心配なんだ。
1日、ドアーが開かない日が、あっては許せないのだ。
だから、同伴を作ったり、パーティーをしたり、電話、メール、会社訪問、必死だ。
昔、上場会社の飲食店の社長に聞いた話だが、沢山の世間に知れたチェーン店を繰り広げ、意気揚々とされていたときでも、 「明日、新規オープンと言う夜、誰もドアーを開けてくれない、誰も来ない夢を見る」
「そんな?私のような小さな店なら、その様な夢を見るかも知れないけれど、社長のような大きな店、何も心配することないじゃないですか」
と言うと、そのくらい緊張するんだとのこと。お店、規模の大小ではないのかと思ったことがある。30年間、そんな緊張ばかりであった。でも、その緊張が、やる気を起こし、全身お水の世界に浸る喜びも感じていたわけでもある。
前にも書いたかも知れないが、「雨が降るのは平日が良い、日曜日は晴れが良い」と言った女の子がいた。
「アホ、雨が降ったら、お客さまの足が駅に向いてしまう。早く帰ろうと帰ってしまうじゃないの」
「だって、遊びに行く日曜日に雨が降ったらいやだもーん」
ギャフーン!何を考えているのか、こんな毎日だったのでございます。
今日は、クリスマスイブ。風船いっぱい、スタッフも仮装して、シャンパン飲んだり、騒いだり、終わってからも朝まで飲んだり、(ええ?イブはリッツカールトンで静かに流れる雪を見ながら彼氏と朝まで一緒じゃなかったの?ですって・・・長年やっていても、そんなロマンチックなイブはなかったなあ)
朝帰りは朝帰りでも、スタッフと一緒。それも楽しかった思い出であります。
Mちゃんから、おいしい焼酎が届きました。やめても仲良くしてくれるスタッフがいること幸せであります。