お客様との約束5時半
それまでに、買いたい本があったので、早めに出て、紀伊国屋書店に行く。
劇団ひとりが書いた「陰日向に咲く」を。
劇団ひとりって誰や?俳優・お笑いタレントとある。
06年に初版を出してから2年かけて100万部を売ると昨日の新聞に出ていた。ジワジワと時間を掛けて売れるなんて凄いじゃないの。映画化もされると言う。
広い紀伊国屋、何処に置いてますかと聞くことなし、入り口には何十冊も平積みされていた。余談だけれど、リリオーも、この紀伊国屋に本が並んだことあるんだ。2度もね。
本屋さんって、本を買い求める場所と思い続けていたのに、有名女流作家の横に同じ高さの平積みで置いてもらった時の驚きと感嘆!本の内容の差は大きいが並んでいる高さは同じ。「もう死んでも良い」とはこんな時に使う言葉かと・・・嬉し涙が、ポロポロ流れた。
そう、書くことが好きな人は1冊の本になってほしい、なればなったで、陽の当たる場所に置かれたい、1冊でも良い、売れて欲しい・・・欲望は果てしなく続くのだ。
ああ、5時になった。アメリカ領事館前へ急いで行く。
領事館裏には、たくさんの小料理屋さんや居酒屋さんが並ぶ。
たくさんの種類が並ぶ焼酎の棚。今、流行だね。おいしい魚に、魔王、佐藤黒、宝山など、飲んだ、飲んだ。それから、一度行きたい店があると、東通り商店街を歩いたが、酔っぱらって探すのが面倒になり、IMAさんに連れて行ってもらったことのあるショットバーに行き、ウイスキーロックをグイッ。本の話を魚に時間の経つのも忘れてしまった。
東通りの店は、リリオーが年賀状に使っていた宝島の消印が取り持つ仲だ。
宝島出身の男性がやっているらしい。一度、行かなくてはと思っているんだが・・・