書くことの好きな人は、1冊の本になって欲しい、なればなったで陽の当たる場所に・・・
昨日書いたが、そう言う人が非常に多いらしい。(リリオーも含め)
今年の初めだったか「業者に自費出版を勧められたがトラブルが心配です」の新聞記事が目にとまった。初めは200万円で契約したが、増ページや判型・紙質のグレードアップ、金箔押しの装丁など、次々に契約内容を変更され1038万円になった。
こういうトラブルは年々増え続けていると言う。
そして、直ぐに、1つの出版会社がだめになったと出た。
以前の自費出版というのは、自分の書いた文章をまとめて出版社が作ってくれ、作った本は全部、自分の元にくる仕組みだった。しかし、最近は書店に並びますよと言ううたい文句で出版希望者を募る。自分の書いた小説や詩集が書店に並べられる。どんなに嬉しいか。だが、たくさんある書店の何処の店で置いてくれるのか定かでなく、本当に、何百冊の本が印刷されているのかと疑問も怒り、次々と訴える人が出てきたらしい。
ちなみに、自費出版したいと思う著者の平均年齢は63才
仕事を終えて、今まで出来なかった事をやりたい年代。
それが、蕎麦打ちだったり、料理人、野菜作り、画を描く、ロクロを回し茶碗を作る、そう、切り子に魅せられ教室に入った人もいた。本作りも定年後の趣味で良いと思っていても、書店に置いてくれるとなると嬉しさも倍増して。
難しいね。