普通のおばさんになって夜、お布団に入る時間は大体、10時から11時。
お水の世界では掛け入れ時の時間帯だ。当時、寝るのは3時から5時くらいだった。
その4時過ぎに電話が鳴る。ビックリ。何事!ぐっすり寝ていたのに。
「口から血が出てきて怖い」
「エエ、どうしたん、病院に行かな」
「どこか破裂したのかな」
「直ぐ行く」
去年、胃ガンの手術した身内の話。
口から出る血はなかなか止まらず、病院に行こうと言うのに未だやっていない、救急で看てもらったらええ、急がんでもええと押し問答の末、辛抱しして7時くらいに病院に行く。
明るくなって見たら血は歯茎から出ているような感じ。
「歯茎じゃないの?」
「いや、どこかに転移してるんや」と言い切る身内。
15番目の予約をもらって待っていたが、まだまだ時間があるので救急で相談してみようと窓口に行く。
「口を開けてごらん、ああ、歯茎やね、○○という薬飲んでる?それですわ、副作用で歯茎が弱って血が出るときがあるの、歯医者さんに行きなさい」
「やっぱり、歯茎やったんや、良かった」
「ほんまに良かった」
安堵した身内の顔を見てホッ
病気が治ったと言っても完治したわけではない。今回は歯茎からの出血で終わったけれど、何時も、再発するのでは?何か起こるのではとおびえているのだ。身内だけではないと思う。かわいそう。
歯医者に行って治療してもらう。リリオーもついでに長いこと取ってもらっていなかった歯石治療してもらった。お口の中すっきり。ああ、眠た!
今日の阪神はソフトバンクと、楽しみだが、最後まで見られるかな、途中で寝てしまいそう。
みんなもちょっとどこか悪いと思ったら直ぐ病院に行ってね。早期発見だよ!と、言いながらリリオーは行かないの。