リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

アフター

2008-09-12 21:59:04 | Weblog
現役の時、Rママと毎夜、飲んでいたと昨日書いたが、Rママとだけでなく、勿論お客さまとも行ったし女の子達とワイワイやっていた。
何か、仕事を終わって直ぐに帰る気がしないんだなあ。ちょっと一呼吸置いて帰りたい。気分転換して帰ると、その日あった腹立つことやいやなこと忘れてしまう。勿論、毎日腹立つ事があるんじゃないのよ、楽しいことの方が多いのよ?でも、ちょっと飲んで帰ると明くる日、またまた、やる気が起こるんだ。
サラリーマンの人たちも同じと思う。仕事が終わって毎日、まっすぐ帰る人も多いと思うが、1杯、ビールを飲んで帰ろうかと寄るだろう。気分転換して家に帰ると家庭も円満さ。だから、居酒屋さんや新地などが賑わうんだ。
帰ってから、化粧を落としお風呂に入ってから、ゆっくり飲んでご飯を食べるのよ、それが楽しみと言う新地の女性がいる。リリオーは帰ったら直ぐ寝たいね。仕事が終わりほっとして帰るのにそれから炊事なんていやだ。人それぞれだね。
店が跳ねてマルトクで飲んでいると、「いや、ママ、元気、今週の競馬はどう?」と声を掛けてくれるマスターがいた。今日は河岸を変えて餃子屋へと行っても、「ママ」と愛想良く声を掛けて入ってくる。永楽町の一つ南通りにある屋台の串カツ屋でコップ酒に串カツをガブッと口に運んでいると「ママ、競馬勝ってる?毎日元気ね」と背中から声を掛けて店に入ってくる。
「元気よ、競馬?勝ち勝ちよ」と何時も同じ返事をするが、何処の店のマスターか名前も知らない。でも、Rママに話さず何故かリリオーの手を振って声を掛けてくれる。が、営業時間中に通りで逢うと知らん顔、声も掛けてくれない。
「あんたは、何処の店の何者じゃ、なんで、営業中に話ししたこと無いのに、気安くアフターの店で声掛けるんじゃ、アフターだけの付き合いかい、毎夜、毎夜飲み歩いているリリオーをどう思ってるんじゃ、そやけど、あんたも毎夜飽きずに色んな店で飲んでるね、好きね」と、聞きたい気持ちはあったけれど、別に良いじゃんと新地にいることだけは間違いないし、知らん顔されるより声掛けしてくれる方が気持ちが良いもんねと思って、何時も「ヘーイ元気」と手を振って挨拶していた。
「マスター今日のアフターは何処で飲むの?マルトクかい!秋競馬が始まるよ」
アフターで思い出したよ、気の良いマスターのことを。