リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

昨日のテレビで

2009-09-02 23:08:54 | Weblog
店を閉めてからテレビ人間になってドラマ、スポーツ、旅物語など見るようになった。
好きな番組のひとつは前にも書いたが、「開運なんでも鑑定団」だ。
リリオーは長い人生、目利きが無かったし書画骨董の趣味も持ち合わせていなかったので、出演者の出されるお宝に目を白黒して羨ましく見ているだけだ。
昨日も見ていたら、あれ聞いたことのある名前だなと興味を持った。リリオーも持っているのではないか、慌てて部屋の中を探ると同じ作家の掛け軸が出てきた。
「ウワッ、リリオーもお宝があった!」
何と出品されたお宝に150万円の鑑定額が付いた。フェーたまげた。
その人の名は「松村呉春」
宝暦2年(1752年)~文政8年(1811年)
京都で生まれ四条派で円山応挙と同じ時期に活躍した画家であり俳人である。
リリオーが割烹をしたとき、掛け軸もいるでしょうと友達のママが懇意にしている京都の骨董屋さんで見つけてくれたものだ。
凄く安かったし、そんなに偉い人だとは知らなかったので、煙草と酒に混じって何気なしに掛けていた。凄い人だったんだなあ。でも昨日の出品者の作品は俳句が入っているので凄い値打ちがあると言っていたが、リリオーのは俳句が入っていないし、買った値段が値段だし30センチくらいの小さな絵だから値打ちは昨日の作品の100分の1くらいじゃないか。しかし、掛け軸より合わせ箱が良いと思うの。凄く古めかしく、やっぱり200年は経っているんじぁないかと思わせるものなんだ・・・まあ、思うだけだけど。それに偽物かもね。
「開運なんでも鑑定団」で初めて自分の持っている作者に出会えた楽しい出来事であった。