昔は、マイカーかタクシーの生活でバスや電車に乗ること少なかったが、今は反対の生活。今日も環状線に乗って買い物に。
杖をついた人が乗ってくると若い人は自主的に席を空けてくれる。「どうぞ」と言う若者もいるが、はにかみやの若者は黙ってスッーと席を立ってね。
今時の若者は・・・何て事言わせない一コマだ。最近、身内に不自由な者が増えているので譲って欲しいと願うことあるので嬉しい。
そして買い物に出かけたショップでの出来事。
杖をついた目の少し不自由な人が介添え人もなしで何かを探している模様。ぶつからないように杖をコツコツならし歩いていた。
「何かお探しですか」リリオーは聞いた。
「レジへ」
「レジですか、まっすぐ、そうもっとまっすぐ」と案内した。
買った品物を持っていないのにどうしてレジ?とりあえずレジまで案内して係の人に頼んだ。レジに行けば従業員がいるので自分の欲しい売り場に案内してくれるとレジにと言われたのだろうか?。平日で従業員も少なかったようだが、もっと気配りが必要ではないか、売ることばかりではなく回りの客に気遣いしてほしいと少しリリオーは言いたかった。
リリオーも身内の病院通いに付いていくようになって院内にたくさんのボランティアの人がいることが解り、自身もやりたいと聞いたこともあった。
介護の資格も・・・これも体力勝負のようだし年齢制限もあるし難しそうで出来ずダメなリリオー。でも、今、定年になってすることなくボランティアをしたい人も多いだろう。大型電機ストアーに、体の不自由な人や妊婦、高齢者、方向音痴の人たちを案内するボランティアを入れたらどうだろう。
車いすを押して案内してあげたら楽しく買い物が出来るかも。
リリオーも買い物に行っても広すぎて何時も係の人を探して聞くんだ。でも、いないときはウロウロして時間ばかり過ぎてね。
今日のあの人は買い物が出来たか?・・・
若い人たちは頼もしくやってくれているが、時間にゆとりのある人たちも頑張れるんだよって気持ちになって。偉そうに言っているがだからといってリリオーの活躍の場は
あるか?・・・。
話は変わるけれど・・・今日はスイカの日だって。
知らずにリリオーは昼間、今年初めてのスイカを食べた。偶然だが良いことがあるかな?でも、甘くなかった。大昔、子供の頃、井戸に冷やしていたスイカ・・・母が大きなスイカをザクザクと切って食べさせてくれた、あのスイカ、あの時、あの暑い夏の甘いおいしいスイカに出会うことはない。