月命日で墓参りに行こうと自転車でギコギコしていたら、たくさんの人たちが集まっているところに出くわした。「何?」テレビカメラの前で金髪の男性二人が大声でしゃべっていて周りにはスタッフやら誰やら陣とっていた。
「何のロケやろ?あの人ら誰やろ?」と気になったが行き過ぎた。
花を買い、自販機で母・姉の好きなタバコと缶コーヒーを買おうとしていたら、場所変えてまだロケしているのかスタッフの一人が立っていた。
「何のテレビですか?」と聞いた。
「ジャルジャルの・・・」
何?解らなかったが、それ何ですかと聞くのも悪いような気がしたし、元ママはエエカッコして知ったかぶりするのが常だったから「あ・そうですか、頑張ってください」と言い離れた。後ろからタレントとカメラマン、スタッフが歩いてくる姿があった。
この場所でロケをするなんて何かあるのかな?でも、誰やろう?
帰ってからパソコンで調べてみた。「ジャルジャル」と言う吉本のお笑いコンビの名前だったんだ。知らなかった。若いお笑い芸人の名前は解らないよ。
夕方、スーパー前で友に逢って聞いてみた。
「ねえねえ、あんた知ってる?ジャルジャルを」
「うん、知ってる知ってる、この前聞いたわ」
「ええ?あんた知ってるのん、若いねえ、凄いわ、偉い!私はあかんわ遅れてる」
「あんた、落語好きなのに知らんかったん?ジャクジャクを」
「ジャクジャク?ジャルジャルよ。落語?あんたの言うてるのは桂雀々の事と違うのん?落語を聞いたんやろう」
「そうや、ええ?違うのんジャルジャル?」
結局、桂雀々さんは良く知っていますがジャルジャルさんは我らの年代の者は知りませんでした。時代がズレています。
ネタの発想が独特で素晴らしいコントをするそうですね。でもこれで覚えてファンになりましょう。おばはんファンがいても良いでしょう、テレビも見ましょう。出会いを大切にするリリオーですから。バシッと金髪が決まったイケメンのおふたりさん、これからも頑張ってください。
貨車改造の待合所、無人駅の二股駅