リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

本を読みました。

2012-12-14 16:43:47 | Weblog

「天地明察」冲方丁・著
2カ月位前だったか毎月一度元客様が色んな出来事を配信メールして下さる中に「天地明察」の映画を観て良かったとあった。
リリオーはあまり興味が無いかな?だったが次の配信で「本を読んだ。映画は省略されている部分が多いが本を読むと深さがあって・・・」
読んでみようと気持ちが沸いた。
分厚い本でこれでは映画は省略される部分が多いであろう。
囲碁の世界と暦の世界・・・どんなだろう?。ワクワクしながらページをめくり始める。江戸時代・徳川四代将軍家綱の時代。
碁打ちの名門に産まれた春海は800年もの間、国内で使用されてきた中国・暦のズレを正し日本独自の暦作りに専念。全国を回り北極星の高度を測りそのと地の緯度を計測すると言う作業を繰り返し~~~~失敗しながらも完成させる。
何十年もかかって。
初めは囲碁には興味があるが算術が難しいし(正方形の辺の比から対角線を求めさせ・・・等々)解らないし熱心になれなかったが途中から暦作りに命をかけた男の真剣勝負と碁打ちの魂に引きつけられ又、恋・愛の深さにホロッとしてのめり込み分厚い本を一気・二気・三気くらいの早さで読み終えた。
凄いなあ!どうすればこんなに素晴らしい本が出来上がるのだろう!感嘆!。
この本は電子書籍でも読めるんだ。リリオーはまだまだついていけていないよ。
それに「しおり」を挟みながら読む世界が良し。オシャレなのやら可愛いのがあるからね。
皆さんは読まれましたか?お薦めします。
そうそう、「天下騒乱」は途中休憩していた。今日から又読もうっと。