仕事をしているときから宝塚蛇神社に参っていることは書いている。今年も行った。
そして手塚治虫氏の漫画「モンモン山が泣いているよ」のモデルになっていることも書いている。
そう、書いているがその漫画を見ていなかったんだ。それはアカンと図書館へ。
昔、月刊少年ジャンプに掲載されたようだがリリオーは6作品が入っている「戦争漫画」傑作選を借りた。
蛇神社の傍にポプラの木がありポプラ相撲をする為の葉を取りに行きそこでモンモン山に住む蛇に取りつかれた男と仲良くなる。だが日本は戦争に突入し男は「山が泣いているよ」と言って姿を消す。戦場に行くんだ。そして戦死。モンモン山は軍用道路を造るため主人公(シゲル)の必死の抵抗もかなわず蛇神社も取り壊されポプラの木も伐り倒されてしまう。
年月がたちシゲルは大人になり子供を連れてモンモン山に行く。
「山が泣いているよ」
「ウソだ」
木を切りとられ・・・くずされて、いたいいたいと泣いているのが聞こえるよと山を見下ろしながらシゲルは子供たちに伝えるのだ。
ズンと心に響き胸を打つ作品だった。
一度みなさんもいかがかとお奨めします。
今年のお正月、神戸新聞にもこの「モンモン山が泣いているよ」が掲載されたようです。
巳年ですからね。
漫画では取り壊されたことになっているが社も銀杏の木も(漫画ではポプラの木)残っていて住民の方々に守ってもらっています。だからお参り出来るんですね。
蛇神社を探して参るようになったが色んな事が解ったし奥深さに感謝しています。