「東京物語」をモチーフとした「東京家族」が放映されているのでやはり「東京物語」も見ようと言う人たちが大勢いてなかなかレンタルできなかったがやっと見ることが出来た。
当時(1953年)の家族って長男が両親と同居して面倒をみる時代と決めつけていたがそうでもないんだ。それぞれ子供たちの生活があり現代と同じ核家族と高齢化社会問題があったんだ。
何時の時代も親子関係の複雑さがあるんだね。
又、東京から尾道までは遠かった。勿論夜行列車で行くんだ。リリオー家族も父の納骨で尾道のちょっと先、三原まで帰ったことがあった。夜行なのに早くから大阪駅で並んで駅弁を持ち込んで3等車の窮屈な座席にダダをこねた。座れるだけでも良かったと母は言っていたが。
大阪から三原も遠かったんだ。
家族って何かな?奥深く胸にジーンと響く映画であった。素晴らしい。
72才と68才の老夫婦が主役。72才と68才は老人か。リリオーも老人だ!!。いたわってほしいよ。いや現代の70才はまだまだ若い。90才代で現役バリバリ仕事をしている人もたくさんいらっしゃるし。時代の流れがあるね。
そうそう、「東京家族」を映画館まで足を運ぼうか否か・・・迷っている。