リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

ちょっと良い話・・・いや普通の話

2014-08-15 16:33:02 | Weblog

何時ものように自転車・ギコギコしていたら信号待ちになって、ふと横を見ると
車椅子の人がジュースの自販機前で財布を出してじっとリリオーの顔を見た。
でも、リリオーは知らん顔で青になった信号を見て走り出した。
だが・しかし・もしかしたら?と後戻りした。
「ジュース買われるんですか?」
「ハー」
「買いましょうか?」
「お・ね・が・い」
ジュースを買いたいがお金を入れるのも好きなジュースを選ぶのも手が届かない。
これとあれが欲しいと指をさされる。
財布をあけて待っておられた様子なので
「300円もらいますよ」
うなずかれて
「これで良いですか、おつりを財布の中に入れますよ」
「ハイ」
そしてバックをあけて入れて欲しそうにされたので
「じゃ、2本入れますね」
「ハイ」
少し、言葉も話しにくそうだったので、ひとつひとつ分かりやすく優しく話した。
その人は何度も頭を下げてお礼を言われた。
リリオーも「またね」と笑ってサヨナラをした。
お礼を言われることじゃないけれど良いことをしたような・・・でも、ふつうのことだ。
誰でも困っていたら助け合いをするのが当たり前。リリオーだって今までいっぱい
助けてもらってきた。
でも、気づかずそのまま行っていたら・・・暑さの中で次の人を待たないといけなかった。
鈍なリリオーも役に立つときがあるんだ。
義姉も最近、車椅子でスーパーに入り買い物しているが、
「ちょっと・ちょっと・リリオーちゃん、あれ取って」
「ええ?届かないの?」
そうか、高いところの商品は取れない、気づいてあげないといけないと・・・。
最近、買い物の手伝いもしているリリオーであります。頑張ります。