昨日、今年の初めに10年分の涙を・・・と書いたが、
4月にも15年分くらい泣いていた。
身内の入院に付いて行ったときの話。
心電図の検査があり検査室の前で待機していた。
その時、車椅子のお父さんが娘さんらしき人に押し
てもらい来た。片方の足の膝から下が無かった。
もしかして・・・
検査室に入った、そのお父さんと医師との話声が聞
こえてきた。
「透析を受けていますか」「ハイ」
ヤッパシ、透析・・・目の前が真っ暗になりハンカチを
取り出し目頭を押さえたが白い小さな粒は止まること
知らずあふれ出した。
義姉も足を切断すれば命は助かると医師に言われた。
だが、「切っても同じ、すぐにまたダメになること分かっ
ている」と言い頑として首を立てに振ることは無かった。
(妹さんもそうだったから・・・)
一人になれば泣いていただろうがリリオーは義姉の
涙を見たことはなかった。どんなにつらかったであろう。
ベッドの上で苦しいのを抑えて座っていた義姉の姿が
浮かんできて周りに人がいても構わず泣いた。
その日、身内の入院先から帰ってもずっと泣いていた。
可哀そうであったと声をあげて泣いた。何もしてあげら
れなかったと15年分泣いた。今、こうしてブログを書い
ていても・・・・。
あの時のお父さんは大丈夫です。ずっと元気でいて
下さい。
話は変わるけれど・・・明日の天皇賞・春・GⅠは難しい。
キズナは勝つだろうが2着馬を探すのが難しい。
明日、15時40分テレビの前で会おう。