リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

さらば・友よ

2015-05-27 18:46:41 | Weblog

すみません・
(以前にも友の事は書いていて重複することもあるが)
もうしばらく書かせてください。
平成になってもう27年。友・KOさんと出会ったのは
昭和50年くらいだったろうか。当時の北新地クラブは
大きな箱(店)が多くあり賑わっていた。
(現在も同じ賑わっているだろう)
リリオーが勤めていた店もたくさんのホステスがいて、
毎日が必死のパッチ、売り上げ競争にあけくれ華やか
な中で足の引っ張り合いあり・・・やる気満々・・・売上
グラフに一喜一憂・・・やればやるほど日給が上がる
世界にすっかり浸っていた。そんな時、KOさんが売上
制で入店してきて、ツンとすまし毎日同伴。すぐNO・1
になった。リリオーも一流クラブで3年修業して、その店
に入り頑張っていたんだ・・・負けてられへん。意識する
ようになり近づいて行った。そしたら全く気取らない楽し
い人で直ぐに友達になり毎日店が跳ねてからスナックに
飲みに行ったり、マージャンを知らなかったリリオーに
教えてくれたり、ゴルフもしなくてはと当時、高槻にあった
ショートコースに朝早く目をこすりながらラウンドしたり。
KOさんの部屋に泊まったりリリオーの部屋でマージャン
したり、約3年近く毎日、リリオーはKOさんに付いていき
新地を教えてもらった。なかなか真の友は出来ないと
思い込んでいた新地の世界で唯一何でも話せる大好き
な友となった。
その友が・・・許されへん・先に逝って怒るで・ぜったいに
怒るで。画家でありケアーマネージャの資格もあり写経も
やり、料理教室で磨いた腕前はギャフンと言わせるくらい
美味く、点字を習いボランティアもしていたKOさん。
全て中途半端だったリリオーは最後まであなた追いつけ
なかった。いつも後を付いていくばかり・・・死もあなたが
先に・・・。
少し遅れて付いていくからマージャンパイを磨いていてね
と手を合わせた。合掌。