新地のアフターじゃなくてリリオー家のアフターの話。
7月に部屋の内装を少しやりかえて、ほっとしたが、終わってから色々問題が起こった。洗濯しようと思い蛇口を回すと水があふれたり(洗濯機を動かし戻したときの失敗)や電気のスイッチを切っても消えなかったり、電話すると来てくれ直してくれたが、決して自分のところの不始末と言わない。
そしたら又、大変な不始末があった。何とか自分で直せないかな?こちらが悪いように思われてもと思い、しばらく様子を見ていた。でも大変。どうしようもない。電話すると「行きます」と言うがなかなか来ない。待ちきれなくメーカーに電話したら直ぐ来て直してくれた。
「風呂、トイレを何処で取り替えても出来上がりは同じ。でも、あなた達営業は仕事を取ってきて終わりじゃないの、アフターよ、後で何だかんだとあったとき、すっ飛んできて話を聞きやることが大事。そしたら、あそこの会社のあの人は良くやるね、何があっても直ぐ来て修理してくれると人に勧められる。あなた達の仕事は売上も大事だけれどアフターが大事よ、アフター良ければ仕事は増える」と説教してしまった。
新地もそう、店が跳ねてから付き合うだけがアフターじゃないんだ。どこかで地震が起こればお客様の出身のとこじゃないか、大雨が降ればあの方が・・・悪いことばかりじゃない、良いことがあっても何時も頭の中にお客様の顔を巡らす。それもアフターなんだ。ラグビーが始まれば、あの人とあのひとに連絡して誘って・・・サッカーはあのお客様が・・・・転勤するお客様が・・・等々アフターがいっぱいだよ。言ってやりたい女の子もいるけどリリオーは新地を離れているからね。シー黙ろう。
何か、仕事を終わって直ぐに帰る気がしないんだなあ。ちょっと一呼吸置いて帰りたい。気分転換して帰ると、その日あった腹立つことやいやなこと忘れてしまう。勿論、毎日腹立つ事があるんじゃないのよ、楽しいことの方が多いのよ?でも、ちょっと飲んで帰ると明くる日、またまた、やる気が起こるんだ。
サラリーマンの人たちも同じと思う。仕事が終わって毎日、まっすぐ帰る人も多いと思うが、1杯、ビールを飲んで帰ろうかと寄るだろう。気分転換して家に帰ると家庭も円満さ。だから、居酒屋さんや新地などが賑わうんだ。
帰ってから、化粧を落としお風呂に入ってから、ゆっくり飲んでご飯を食べるのよ、それが楽しみと言う新地の女性がいる。リリオーは帰ったら直ぐ寝たいね。仕事が終わりほっとして帰るのにそれから炊事なんていやだ。人それぞれだね。
店が跳ねてマルトクで飲んでいると、「いや、ママ、元気、今週の競馬はどう?」と声を掛けてくれるマスターがいた。今日は河岸を変えて餃子屋へと行っても、「ママ」と愛想良く声を掛けて入ってくる。永楽町の一つ南通りにある屋台の串カツ屋でコップ酒に串カツをガブッと口に運んでいると「ママ、競馬勝ってる?毎日元気ね」と背中から声を掛けて店に入ってくる。
「元気よ、競馬?勝ち勝ちよ」と何時も同じ返事をするが、何処の店のマスターか名前も知らない。でも、Rママに話さず何故かリリオーの手を振って声を掛けてくれる。が、営業時間中に通りで逢うと知らん顔、声も掛けてくれない。
「あんたは、何処の店の何者じゃ、なんで、営業中に話ししたこと無いのに、気安くアフターの店で声掛けるんじゃ、アフターだけの付き合いかい、毎夜、毎夜飲み歩いているリリオーをどう思ってるんじゃ、そやけど、あんたも毎夜飽きずに色んな店で飲んでるね、好きね」と、聞きたい気持ちはあったけれど、別に良いじゃんと新地にいることだけは間違いないし、知らん顔されるより声掛けしてくれる方が気持ちが良いもんねと思って、何時も「ヘーイ元気」と手を振って挨拶していた。
「マスター今日のアフターは何処で飲むの?マルトクかい!秋競馬が始まるよ」
アフターで思い出したよ、気の良いマスターのことを。
北海道は広いから、どの地域がどうでと解らない。でも、北海道で地震と聞くとRママの家はどうかと気になる。お母さんもいかがかな?
メールをしたら「大丈夫、被害はないの、心配してもらってありがとう。母も94才で元気」と直ぐに返事が来た。
94才か。確か母と同じ生まれ年だったと思う。母もいたら94才になっているのか。
介護のため店をやめて北海道に帰ったRママ。
5Fと6Fで店をしていた同士。店が跳ねてから毎夜、毎夜と飲み歩き、ウダウダ話し合い楽しかった。店をやめて親の介護。新地では良く聞く話だ、みんな偉いね。
Rママ、無理しないで大変だろうけれど頑張ってね。母は永遠だからね。
秋眠暁を覚えただ。今日は身内の3カ月検診に付き合う約束だったのだ。
気持ちよく起きることも出来ないくらい寝たのは昨日のこと、今日は2日酔いで頭をガンガンしながら6時に起きる。
何でそんなに早くと思うかも知れないが(時間予約しているのに)みんな早く来て受け付け番号の順番を待っているんだ。8時から始まってパッとみんなそれぞれの診療科に飛んでいき・・・・凄い。
みんなに負けじと早く行っても検査を受けるのは9時半。「佐伯泰英」の小説半分は読めるよ。まあ、いくら待っても良い。再発していなければいくらでも待つよ。
帰りは鶴橋の市場に行って、おいしい焼き鳥を買って帰る。前にも書いたかな?本当に、やわらかくておいしいんだ、それに安いしね。
「本当においしいね」と言うと店主曰く「本当においしいよ」だって。
やめられないとまらない、鶴橋の焼き鳥!
その焼き鳥でビールを飲みながらプロ野球見ている。広島逆転したぞー
新地では、掛け入れ時の時間なのに。
寝過ぎるくらい寝たから今日の朝はすこぶる健康!久しぶりに大阪城まで自転車散歩する。トラックが入って遊歩道を整備していたり木々の手入れで沢山の人が働いていた。
イチョウは未だ緑色。真っ赤に燃えるのはあと2カ月かな?
緑色のイチョウも清々しくて好き。
木陰のベンチを選んで昼寝している人や本を読んでいる人、ウォーキングに励んでいる人、定年になって、あれもこれもしたいと思ってもやはり、時間をもてあます人が多いんだ。リリオーは????これから支度して天満天神繁昌亭の前売りチケットを買いに行ってウィンドショッピングして6時から飲みに行く。のんびりとね。
旅の前に見た、はじめさんのブログ「特攻花」に興味を持った。
特攻隊の若い人たちと女学生の悲しいロマンの花なのか・・・一度見てみたい・・・
丁度、知覧の特攻平和会館見学が入っていたのでコスモスの花に似た黄色の花びらに逢えると期待した。
が、大隅半島の鹿屋基地に咲いているが知覧には無いと聞きガックリ。
特攻平和会館には遠い空の彼方に散った若い人たちの写真が飾られ家族に宛てた手紙や葉書が並べられていた。
18才・・・もっと楽しいことがあったろうに。
悲しくて寂しくて辛くて・・・読めなかったが1通、心に残る葉書があった。
「母はいい 母ほど有りがたいものはない 母!母!」
涙が止まらなかった。母は永遠ですね。
お母さん!お母ちゃん!
リリオーの今年は前にも書いたかも知れないが広島ファンになっている。
だって、新井が優勝を狙えるチームにと阪神に行ったんだもん。じゃ、広島も優勝を狙ってよと言いたくなって。そしたら、やっぱし、クライマックスシリーズを狙えるようになって。でも、今日は残念だった。最後に広島負けた。そしたら中日も負けたら・・・と思ったら勝った。
ごめんね。もの凄く中日ファンのお客様がいらっしたのに。
しかし、今日は許してやる。
投手清水昭信・・初完封で勝った。偉い!努力、頑張った。許してやろう。
明日はどうなるかな?
パリーグはオリックス大ちゃん頑張っているし。面白いね。
結局、リリオーは何処のファンなんだろうか?いい加減なリリオー
「ゆくさ南九州へ おさいじゃたもした」(ようこそ南九州へようこそお越し下さいました)の感激?を受け1泊2日の宮崎、鹿児島の旅に出た。
6月に九重夢大吊橋を渡りたいと思い出かけたが、今度は日南海岸に行きたくなり、気の合う友と3人でツアーに参加した。
宮崎は店をして直ぐに先輩ママの店慰安旅行に参加して以来。
あの時は未だ、サファリーパークやサボテン公園もあった。今は何があるのかな?
青島、鵜戸神宮、関之尾の滝などを見て霧島温泉泊。
露天風呂が大きく気持ちよし。翌朝は桜島がはっきりくっきり見えた。珍しいことらしい。今、NHKテレビドラマでやっている「篤姫」の資料館で篤姫の写真や達筆な書状など、なかなか見応えがある。後は知覧、特効平和会館で涙涙。
鹿児島特産豚や焼酎で満足。お天気も良く満足。
今度は何処へ行く?と早、次の旅行先の話に花が咲き・・・
夕方の雨があがったら虹が出た。それも縦に少し。後は雲に隠れているのか。珍しい虹をじっと見ていたら胸の中がスーッとして真っ白になった。
良いことがありそうな・・・
取りあえず、明日明後日と(1泊2日)旅に出る。
義妹が亡くなって直ぐに旅はと思ったが、義妹が倒れる前から予約していたし、義姉も気にしないで行ったらと言ってくれたので出かけよう。
ゆっくり温泉に浸かってスーッとしよう。
お店をやめて1年8カ月過ぎた。。うーん?と考えていたらSさんからメールが届く。
別にリリオーだけにじゃなく一月か二月に1度?ご自身のブログのようなのを、どのくらいの人たちに送られているのか解らないが、送信しておられる。
長く勤められた会社をリタイアされ別会社の顧問の肩書きを持っておられるが、自由に人生を謳歌されているように見受ける。
9月号も囲碁会、映画、読書、旅行、講演、落語、講談、美術鑑賞等々、話題豊富に書かれていて興味が沸く。趣味多彩、友多しのSさんだから優雅に楽しく定年後を過ごせるのであろう。
それに引き替え、リリオーは趣味と言っても取り立ててなく・・・友はいるがSさんほど多くなく・・・店をやめてもボッーとし続けているリリオーと偉い違いだ。差が無いのは、どっこいどっこの年齢だけ。
どうしようかなあと考えたり、まあ、良いかと思ったり・・・