新山口ー津和野間約2時間、SL「やまぐち」号は走る。
「ボッーボッー」と汽笛を鳴らしながら・・・凄い人気だ。夏休みも終わって少しは空いているかと思ったが、とんでもない好きな人がたくさんいるんだ、小さな子供達も多かったし、旅行会社主催のツアー客で全席満席。車両は5両編成。展望車風客車、欧風客車、昭和風客車、明治風客車、大正風客車となっている。明治風とかに乗りたいと予約したが全く取れない、先に旅行社に取られている。でも乗ってみて思ったが、どの車両も大差ない、全て満足度100だ。
行きは欧風客車、帰りは展望車風客車に乗る。そう、湯田温泉ー津和野往復したんだ。シュッシュッポッポと田園風景を颯爽と駆け抜けていく。
オヤッ向かえに座っている男性の前にはカップ酒と珍味があり、おもむろに開けておいしそうに飲み始めたじゃないか、それに最後の仕上げに食べようと思っているのか駅弁もある。何で、買って乗らなかったのかリリオーとしたことが大失敗だ・・・悔やまれる、遅れを取った、悔しい、そうだ車内販売で買おう、早く来い来い車内販売!来た来た、「ビールとスルメイカと駅弁は何があるの?」「SL弁当がありますよ」「それそれそれよ、頂戴!」旨いね!でもSL弁当って普通の幕の内弁当と中身は一緒だった、ダンナイ、ダンナイ許してあげる。
途中の駅で25/1000(1000m進んだら25mの坂)の急勾配を登るための力をそなえる停車時間があったので、みんなホームに降りてカメラをパチパチ。リリオーも香ばしい石炭の香りをかきながらパチパチ。
2時間ってあっという間に過ぎて列車は津和野駅に着いたのであります。
(炭車の上に乗って機関車に釜に投入しやすいように石炭の山を崩している人の写真)
この前、弟に「行って来るわ」と電話したら「俺もその頃、東北に行っている」と言っていた。弟の列車好きは何回も書いている。今は、どんどん寝台特急が無くなっていくのでもう一度乗っておこうと思っているらしい。大阪ー東京を18切符で行き、上野から青森まで「あけぼの」に乗るのかな。今回乗るのは「あけぼの」だけではないらしいが、好きだね。そう言えば、何時だったか再放送だったが「日本の鉄道全線の駅を降りた人」を見た。ギネス記録に登録されているという。凄い人がいるものだ。この人も列車や駅が好きなんだね。
弟に「何かギネスに載ることはないか・・・これだけ列車が好きなら有名になれよ」と言ったら一言「何もない」と返ってきた。
まあ、リリオーはギネスも何も関係なくのんびりと行ってくるわ。でも、今回は目的はある。SL列車に乗ること・・・
今年は冷夏の影響で夏物衣類の売上が悪かった。それで、もう秋物のバーゲンが始まるという。(まだ、秋に入ったばかりだゾー)
冷たい飲み物やアイスクリーム類も悪かった。だからコンビニではおでんを早めに宣伝して売上を伸ばそうと言う。各コンビニではひと味違うおでんをと出しに力を入れているらしい。今日、リリオーはひとり旅に出かけるべく荷物を宿泊先のホテルに送るためコンビニ行った。(別にたいそうな荷物があるわけではないが身軽に行きたいからね)
料金を払い「お願いね」と頼んだと思ったら直ぐに大きな声が返ってきた。
「おでんを始めています、9日までほとんどが1品70円です、是非、お買い求めを」
ふと目をやるとグツグツとおいしそうに煮立っている。
「じゃ、頂戴!」
「ご自分で好きなのをお取り下さい」
「糸コン、ウインナー、あげ、巾着、ちくわ、つくね、大根・・・・」
「ありがとうございます」
熱心な店員さん、一言、「おでんを」と言われなければ買っていない。
ただ、時間から時間まで働けば良いと言うものではない。客商売はこれでなくっちゃ!偉いよ!
仕事がない、働くところがない・・・事実かも知れないけれど、職場側もどれだけ働いてくれるか、貢献してくれるか見るよね。
気持ちの良い接客度につられて買って帰ったおでんは美味であったぞよ。おでんはやはり、燗酒が合うね。
好きな番組のひとつは前にも書いたが、「開運なんでも鑑定団」だ。
リリオーは長い人生、目利きが無かったし書画骨董の趣味も持ち合わせていなかったので、出演者の出されるお宝に目を白黒して羨ましく見ているだけだ。
昨日も見ていたら、あれ聞いたことのある名前だなと興味を持った。リリオーも持っているのではないか、慌てて部屋の中を探ると同じ作家の掛け軸が出てきた。
「ウワッ、リリオーもお宝があった!」
何と出品されたお宝に150万円の鑑定額が付いた。フェーたまげた。
その人の名は「松村呉春」
宝暦2年(1752年)~文政8年(1811年)
京都で生まれ四条派で円山応挙と同じ時期に活躍した画家であり俳人である。
リリオーが割烹をしたとき、掛け軸もいるでしょうと友達のママが懇意にしている京都の骨董屋さんで見つけてくれたものだ。
凄く安かったし、そんなに偉い人だとは知らなかったので、煙草と酒に混じって何気なしに掛けていた。凄い人だったんだなあ。でも昨日の出品者の作品は俳句が入っているので凄い値打ちがあると言っていたが、リリオーのは俳句が入っていないし、買った値段が値段だし30センチくらいの小さな絵だから値打ちは昨日の作品の100分の1くらいじゃないか。しかし、掛け軸より合わせ箱が良いと思うの。凄く古めかしく、やっぱり200年は経っているんじぁないかと思わせるものなんだ・・・まあ、思うだけだけど。それに偽物かもね。
「開運なんでも鑑定団」で初めて自分の持っている作者に出会えた楽しい出来事であった。
何時も書いているがリリオーは自転車なしでは生活できない。スーパーに買い物、環状線駅まで、大阪城散歩等々、毎日乗らない日はない。
昔、店で自転車に乗って・・・と言うと、女の子は「うそ!ママが自転車に乗るなんてイメージに合わない、嘘でしょう」と言われた。
新地のママというイメージに自転車は合わないのか、言わないでおこうと思ったこともあった。しかし、今は普通のおばさんだ!乗ると言うよ。
でも、自転車と人、車ばかりの世の中、危ないよね、毎日、ぶつかりそうになったり、ぶつかったり、怖い目にも遭っている。どちらもスピードを出して走っているしマナーも不足しているので両方悪い?
でも、リリオーはぶつかりそうになったとき、何時も先に「ごめんなさい、すみません」と言う。これも新地のママ時代の口癖だ。
「ママのごめんなさいは口先だけ、心がこもっていない」とお客様に言われたことがある。そう言えば口癖のように1日、何十回も言っていた。
ごめんなさいで済めばそれで良しと思っていたんだ。
前置きが長かった、これからが本題だ。
今日、T字型の道路で「チリリン、チリリン」とベルが聞こえた。ああ、自転車が来て左に曲がるんだな、じゃ、リリオーは避けて大きく回って右に曲がろうとした。そしたら相手はまっすぐに来て急に曲がった。
「チリリンと鳴らしてるのに、よけんと何してるねん、危ないやんか」と来た。
いつもの調子で「ごめんなさい」と声に出かけたが止まった。
リリオーは相手に気を付けて曲がろうとしたんじゃないか。クソ!
(元、新地のママがクソだなんて恥ずかしいと言っていられない)
「何ぬかしてるねん、どけてるのにぶつかって来たんはそっちやないか」
(元、新地のママがぬかすなんて・・・恥ずかしい何て言っていられない)
「チリリンと鳴らしたんやんか」相手は正当化する。
「鳴らしたらよけんでもええんか、あんたひとりの道と違うで、文句あるんか」
「何も・・・」と相手はブツブツと口の中でモグモグ言いながら走っていった。ホンマに腹が立つ。が、売り言葉に買い言葉と言うけれど
年甲斐もなく・・・相手もエエ年やったけれど・・・恥ずかしい・・・でも久しぶりのケンカで気分がすっきりしたりして。
この前は青い月の夜に心ゆったり優雅な世界に浸れたのに、今日は青は青でも精神が青いのでありました。良い年して未熟でございました。
「ぬかす」なんて言葉生まれて初めて使った次第でございます。
反省!!!しておりますが、今日は気持ちよく眠れそうでございます。おやすみなさい。