「お気楽」のお気楽なコメント

山登りや山スキー・競技スキーの話題、日常の出来事を感ずるままのコメントで書き綴ってます。

昨日の富士山吉田大沢は・・

2007年05月21日 | 山スキー
昨晩は眠気に勝てずあまり細々書いてませんでしたが・・・、

僅かな気象条件によってかなりの差があるもんですね~・・・
先週(12日)の週末滑った時とかなり差がありました。

8合目より上の雪質のお話です。
先週は山頂から快適ザラメで通しで滑れました。
やや重い所もあったけど問題無し

しかし、昨日は上部山頂直下はカリカリです。ただ、エッジがかからないどうしようもない訳ではないので、滑るには多少緊張はあったものの、大きな問題は無かったのですが、途中モナカも出現したりで8合目迄は気を抜けない展開でした。本8合目あたりからドロップした人でいきなり転倒して滑走を止める人も見受けられました。。

やはり3000mを大きくオーバーする場所は甘くないですね

気象庁の富士山頂の気象データーをトレースしてみました。
(これは山スキーに行く前後に周辺のデーター予習・復習は必ずやってる一環ですが・・)
富士山頂は気温だけで風のデーターが無いのが残念です。

5月12日(土)
6時 -7.6
10 -5.9
12 -4.6
14時-1.8

5月20日(日)
6時 -8.2
10 -7.1
12 -7.0
14時-8.0

12日は昼前から気温が急上昇したのに対して、20日はほとんど上がってません。
この差だけでなく、風の強弱とか前日の気温の違いも大きく関係してきますが、
正直登りの8合目迄は前回の12日とソックリの状況は現地でも肌で感じてました。
で、滑りの期待も大きく膨らんだわけです
データーからもその通りですが、20日は残念ながら昼でも気温が上がりませんでした
これが山頂直下の雪質の違いに出たと思ってます。当然風が強かったこともありますが・・。又、前日の気温が高かったことも氷化したことにつながってるかもしれません。

ほんのちょっとした気温差が雪質の条件に大きく差が出ることが良く分った次第です。

今年は残雪豊富で、ままだ富士山での山スキーの「旬」はつづきそうです。
むしろこれからがいいかもしれませんね


しかし、「山スキー」は奥が深く難しいですね~。
ま、それが楽しいんですが。。今年は色々と勉強になる事が多かったシーズンでした。。



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コメント (10)
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