おもしろ菜園と木工ライフ

週末を利用し菜園と木工・仏像彫刻、時々山登りを楽しんでいます。 菜園は「男の隠れ家」、菜園の裏わざも紹介します。

秋色を探しに ゆっくり、のんびり槍ヶ岳(上高地~槍ヶ岳~新穂高温泉)

2012年09月30日 | 登山

 

▲坊主岩屋下(ヒュッテ大槍との分岐)より槍ヶ岳を見る

▲西日をあびた穂高連峰 槍平小屋より見る

「一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、

いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう。

富士山が古い時代の登山の対象であったとすれば、近代登山のそれは槍ヶ岳である。」

深田久弥 「日本百名山」より


秋色を探しに出かけた
上高地から槍ヶ岳へ、槍ヶ岳から新穂高温泉へ、のんびりと単独行を楽しんできた。
色づき始めた山肌 遠くまで澄わたる空気
天候は最高、空はあくまでも青く、槍ヶ岳上空は雲ひとつない群青の空であった。


槍ヶ岳へは4つのルートがあるが、ゆっくり、のんびり行こうということで、一番楽な上高地-横尾-槍沢-槍ヶ岳-槍平-新穂高温泉のルートを選択した。

紅葉には少し早いが、そこかしこに秋色が感じられた。
自然の中に身を置いている幸せを実感。やはり自然は美しく素晴らしい。

山の自然を楽しみながらゆっくりとしたペースで歩いたが、それでも一人で歩くとオーバーペースになりがちだ。
登山グループの後尾に追いつくと、「お先にどうぞ」と道を譲られるので、仕方なく追い越してゆく。
登山道には人が少なく、1カ月前に来たときとは大違い。

初日は槍沢ロッジに宿泊したが、ここで見た星空が素晴らしく、オリオンが印象的であった。
小屋も空いていて、40人程度の部屋に8名ほどのゆったりとした宿泊状況。
風呂もあり、設備は最高。

2日目は槍を目指して歩を進めたが、他の登山者にほとんど会うこともなく、槍ヶ岳の肩に到着。
肩から穂先への登頂も人がまばらで、12分ほどでゆっくりと登ることができた。

標高3180mの頂きには小さな祠が祀られている。
小さな山頂だが、眺望は360度。
北・南アルプス、八ヶ岳、遠く富士山、白山など、本州中部の名だたる山々を見わたせる。
山頂に立てる人数は十数人程度と限られるが、登頂者が少なく、眺望を十分に満喫できる時間が取れた。

槍ヶ岳山荘に宿泊予定であったが、時間も早いことから、岐阜側の槍平小屋まで足を伸ばすことにした。
槍平小屋から見た穂高連峰も素晴らしく、眼福にあずかった。

3日目は、槍平小屋を早々に出発、新穂高温泉で山の疲れをいやし、帰路についた。

今回は、かつてこれ以上の天気はない、と思うほどの晴天に恵まれ、心地よい疲労とともに大満足な山行きであった。

帰宅した翌日は、台風17号が本土を縦断し各地に被害をもたらした。
1日違いで楽しさも大違い、改めて天候に恵まれたことに 感謝! 感謝!

 

日  程】平成24年年9月26日(水)~29日(土) 3泊4日
【メンバー】単独行
【天  候】  
       27
日 快晴
       28
日 快晴
       29日 晴れ

【コ ー ス】
      
 ●1日目9/26 京都駅23:30発 さわやか信州号(車中泊)
      
 ●2日目9/27 
  
       上高地 6:10着
         上高地 7:15発 明神館(7:47~8:02) →徳沢(8:45~8:52) →横尾(9:41~10:20) →
         一ノ俣(11:08~11:08) →二ノ俣(11:15)→槍沢ロッジヂ11:48着(宿泊)
         歩行時間:約3時間30分 休憩時間:1時間
     
  ●3日目9/28
         槍沢ロッジヂ(6:10発) →天狗原分岐(7:55) →岩屋下(9:00~9:10) →
         槍ヶ岳山荘着10:15
         槍ヶ岳登頂(10:55~11:07) →槍ヶ岳山荘出発(11:45) →千丈分岐(12:53) → 槍平小屋(14:22着)
 
         歩行時間:約7時間10分 休憩時間:1時間20分
       ●4日目9/29
         槍平小屋(6:35発) →白出沢出合(8:25~8:40) →穂高平(9:09~9:15) →
         新穂高温泉(9:45着) 
         歩行時間:約2時間45分 休憩時間:30分
         新穂高温泉入浴
         高山発 12:32
         京都着 16:42


    ■9月27日■

 

【7:10】 上高地のビジターセンター
  ■登山届けを提出し、槍を目指して出発 
 上高地の気温は3℃ 霜がびっしりと降りていた。



 【7:10】 上高地の河童橋より朝日をあびた穂高を見る。



【9:40】 -横尾- 
 上高地を出発して2時間30分、
横尾に到着。
  横尾には避難小屋と横尾山荘が建ち、ここは涸沢、穂高方面と槍ヶ岳への分岐点。
  橋を渡れば涸沢方面、直進すれば槍ヶ岳へ
  横尾大橋の前の広場は大変広く、格好の休憩場所となっている。40分の休憩をとった。


 
【11:05】 一ノ俣橋
【11:15】 二ノ俣橋
 
一ノ俣、二ノ俣、共に頑丈な橋  橋を渡り、樹林帯を登っていく。



【11:48】 槍沢ロッヂ
 一ノ俣、二ノ俣をすぎると、程なく槍沢ロッヂに到着
  横尾から1時間30分 高低差は200m 沢に添って歩くので、高度は感じられない。
  宿泊には早すぎ、もっと先を稼げたが、
  昨夜は夜行便であったので、英気を養うために今宵の宿と決めた。

 

 部屋の内部の様子 宿泊客も少なくゆったりとしたスペースが確保できた。


 
 談話室の様子 テレビもあり大変広々としている。
 お風呂もある。 山小屋でお風呂とはこの上もない贅沢。使用可能時間は15:00~18:00
  ゆったりと湯船につかる。 さすがは槍沢ロッヂ、設備は整っている。


  
 ロッヂ前にて記念写真を 宿泊客も少なく写真もセルフサービス 
 
到着後、荷物を整理し早速ビールを買い込み昼食
  昼食は自宅より持参したもので、おにぎり2個、たくあん、ゆで卵、リンゴ、ドライソーセージ



 ロッヂ前から木々の間に槍が見える。 小屋の前には望遠鏡が置かれ、穂先の人が確認できる。
  
天気は最高、明日もこの天気が続いてくれと祈るばかり


 
 ロッヂの夕食と朝食 ご飯はうまかった。  おかずは? う~ん コメントはさけよう
  海苔佃煮の小袋やふりかけなどは必携であろう。


 ここで見た星空が素晴らしく、オリオンがくっきりと見え非常に印象的であった。 (この写真はいただき物です。)

 


 

 

    ■9月28■

 
【6:40】 -ババ平テント場
 槍沢ロッヂを6:10に出発。 樹林帯を縫うように登り始め、900m、30分程でババ平のテント場につく

  ここは旧槍沢小屋跡地でキャンプ指定地になっている。
【6:50】 -槍沢の雪渓
 ババ平をさらに沢沿いに登ると、雪渓が見られた。



【7:05】 -大曲
 右折すれば水俣乗越に通じる。槍へは直進 ここからは徐々に傾斜が増してくる。 
  ここで槍沢は大きく左(西)にカーブしているので、この辺りを「大曲」と呼んでいる。 


 
【7:55】 -天狗原分岐
 樹林帯を抜け、ガレ道へと一変する。
  左折すれば逆さ槍ヶ岳映る天狗池へ 天狗原-中岳-大喰岳-飛騨乗越-槍ヶ岳ルートがあり、これも人気が高い。
  今回は直進することとする。

【8:00】 -天狗原分岐付近のナナカマド
 ■ナナカマドが赤く色づき、空の青とのコントラストが素晴らしい。


 
【8:40】 槍が目前に迫り、ピッチが上がるが道はガレとゴーロで登りづらい。  はい松の中をジグザグに登る。


 
【8:55】 -坊主岩小屋下分岐- 
 槍の姿を見ながらひたすらゴーロ道を登る。
【8:58】 -坊主岩小屋(播隆窟)- 
 槍ヶ岳を開いた播隆上人が泊まったと言われる自然の岩小屋
  播隆は5回槍ヶ岳に登山している。4回目の登山時(1834年)には53日間もこの小屋に篭もり念仏を唱え続けたという。
  中には、石の仏様が安置されている。


 
【9:35】 -殺生分岐- 
 殺生ヒュッテとの分岐点。槍ヶ岳山荘へは40分ほどの道のりだ。
【9:35】 -殺生ヒュッテ- 
 殺生ヒュッテでは、冬を目前に控え山小屋のメンテナンスに余念がない。
  この日は、屋根の塗装作業が行われていた。


 
【10:15】 -槍ヶ岳山荘-  
 槍ヶ岳山荘に到着 時間が早いせいか登山者は少なかった。
【10:15】 -槍ヶ岳山荘から見た槍ヶ岳- (写真をクリックすれば大きな画像が見られる) 
 拡大画像では穂先の第1はしごと第2はしごは見える。岩にとりついている人は確認できない。



【10:55】 -槍穂先への登り- (写真をクリックすれば大きな画像が見られる) 
 槍ヶ岳山荘で40分ほど休憩し登頂を開始する。

  急な岩場の登りだが、岩がしっかりしており手がかりも足がかりも問題はない。
  特に難しい個所はなく、慎重に登れば比較的容易に頂上にたどり着ける。
  長いはしごをクリアするこつは、ゆっくりでも良いからリズミカルに登ることだ。
  
  平日(金曜日)のためか頂上にアタックする人はごく少ない。
  休日ともなると長蛇の列、登頂のための大渋滞が発生するそうだ。
  通常は上り下りで1時間程度のところ3、4時間もかかることがあるそうだ。
  
  拡大画像では、私の前に4人がアタックしているのがわかる。
  空いていたので12分程で頂上に到達。

  ここで特に役に立ったのが手袋である。登山用の高い物ではなく、ホームセンターで買った作業用の手袋だ。
  この手袋は手の平側はゴム引きで甲側はゴムのメッシュとなっている。
  岩をつかむときも、吸い付くように手がかりが確保できる。とにかく安い。
  雨の時は農作業用のゴム手袋を着用することにしている。
  とび職用のハイネックの長袖(夏用)もおすすめグッズだ。
  ホームセンターの品物を探せば、安くて実用的な山グッズが沢山見つかるはずだ。



【11:07】 -槍ヶ岳頂上にて- 
 頂上に着くと槍ヶ岳の看板をもち、早速の記念撮影。
  標高3180mの頂きには小さな祠が祀られている。
  小さな山頂だが、眺望は360度。
  北・南アルプス、八ヶ岳、遠く富士山、白山など、本州中部の名だたる山々を見わたせる。
  山頂に立てる人数は十数人程度と限られるが、登頂者が少なく、眺望を十分に満喫できる時間が取れた。


 
 頂上より、槍ヶ岳山荘、穂高へ続く登山道を見る。



【11:26】 -槍穂先からの下り- (写真をクリックすれば大きな画像が見られる) 
 槍の穂先で15分ほど眺望を満喫し、下りに取りかかる。
  下りはクサリが連続して設置されているので、あっという間に下から3分の1程度まで下りてこられる。



【11:55】 -槍飛騨乗越- 
 槍ヶ岳山荘で、昼食休憩を20分ほど取ったあと先に進む。
  槍ヶ岳山荘に宿泊予定であったが、時間も早いことから、岐阜側の槍平小屋まで足を伸ばすことにした。

  


【12:10】 -槍よ さらば- 
 槍下山道より、槍ヶ岳を振り返る。
  「返り見すれば遠ざかる~ まぶたに残る槍ヶ岳」 穂高よさらばの歌詞が思い出される。


 
【12:55】 -千丈分岐点- 
 飛騨乗越からの下山道は急な下りのガレ道で、何回も足をすべらした歩きづらい道だ。
 ここ千丈分岐点は左折すれば千丈乗越、西鎌尾根へと続く。 
  ここには小さなレスキューボックスが置かれ、乾電池や登山靴のソールの応急修理品も置かれている。
  槍平小屋にも同様のボックスがあった。きっと槍平小屋主人の好意であろう。
  主人の人柄がうかがえる。


 
【14:25】 -槍平小屋- 
 千丈分岐点から約1時間30分で槍平小屋に到着。 (参考:槍平小屋ホームページ) 

  「ひと休みしてくださいね。
         これから山頂を目指す方も、いつもの街に戻って行く方も・・・」


   新穂高温泉から槍平を経て槍ヶ岳へ向かうルートは、上高地から槍沢を経て
   槍ヶ岳を目指すルートに比べ歩行距離は約5.7km短くなっており、槍ヶ岳登頂への最短ルート。
            
   夏山の混雑激しい信州側を離れて、あなただけの静かな山行をぜひ体験して下さい。
   (槍平小屋ホームページより)



 西日をあびた穂高連峰 槍平小屋より見る



    ■9月29■


【6:35】 -槍平小屋を出発- 
 槍平小屋から、こもれ陽をあびながら、爽やかな登山道を下る。
  高原の道という印象あり。



【7:20】 -滝谷出合- 
 飛騨沢沿いに下ると滝谷出合に出る。ここから穂高を眺めると特徴ある滝谷ドームが、
  その存在感を示すかのようにそびえている。
  ここ滝谷出合には避難小屋がある。


 
【8:25】 -白出沢出合- 
 登山道はここまでで白出沢(しらだしさわ)を渡り、ここから先は右俣林道を進む。



 
【9:10】 -穂高平小屋とトチの実- 
 白出沢出合からまもなくで、穂高平小屋に到着。
  林道には多くのトチの実が落ちている。  これが栗なら拾って帰るのに……
  食べ物の乏しい時代に育った者のサガでしょうかねえ
  新穂高温泉まではあと一息である。



【9:45】 -新穂高温泉・中崎山荘- 
 時間的な余裕があったので温泉でゆっくりと汗を流す。極楽、ごくらく
  バス停近くの新しいきれいな日帰り温泉施設だ。



【10:45】 -新穂高温泉バス停- 
 すぐ上に新穂高ロープウエイの乗り場があり、西穂高の独標まではハイキング感覚で上れるようになった。
  温泉で汗を流した後、10:45発、高山行きバスに乗車、一路帰宅の途についた。

 


ガレ、ゴーロ道の登りの歩き方は ズバリ、「千鳥足歩行」だ

2012年09月23日 | 登山
平成24年9月22日

▲御在所岳中道の地蔵岩

登山、クライミングの聖地、御在所岳(中道)で開催した、モンベルの登山技術講習会(スリング編)を受講した。
スリングの使った簡易ハーネスの作り方、使い方(支点・救助方法)を中心に、あわせて登山技術の説明を受けた。
スリングの使い方は従来より知っていたので、これといった新しい技術は得られなかったが、
ガレ、ゴーロ道の歩き方のヒントを教えていただき、これは大収穫であった。

今まで自分なりに工夫をした歩行方法を実践してきたが、
ゴーロ道の登りでは比較にならないぐらい楽に安全に登り下りすることができる。
この歩行方法が、数日後に行った槍ヶ岳登山に生かされる結果となった



さて、その方法とは
ズバリ、「酔っぱらいの千鳥足歩行」だ。

 説明しよう。
1.足は、前に踏み出すのではなく、斜め前方に踏み出し(右足なら右斜め前方へ)
2.べた足で着地、踏み出した足に全体重を掛ける。
3.つぎに、反対の足を斜め前に踏み出し、踏み出した足に全体重を掛ける。
  この繰り返しである。要するにスケーティングの要領である。
4.登りでは足を開いて歩くのが基本。山の斜面の角度がきつければ足を開く角度、
  斜めに踏み出す角度を大きくし(登る速度がダウンする)、緩ければ角度を小さくする(登る速度がアップする)
5.ステップアップの高さを極力小さくなるように足の踏み場を選ぶ。

 利点をあげてみよう。
1.山歩きは、「小幅で歩け」と言われるが、自分の歩幅はなかなか変えられない。
  そこで歩幅は変えずに斜め前方に踏み出すことによって、いつもと同じ歩幅で歩くことができる。
  結果的に、スローペース歩行となる。
2.登る際の前に進む距離が少なく、結果的に一歩いっぽの登る高さが小さくなり、足への負担が軽減される。
3.足を左右に広げて歩くことにより歩行が格段に安定する。
4.千鳥足歩行は斜め前に進むので、最後まで後ろ足裏全体に体重かかるので滑りにくいのである。
  前に進む際、後ろ足に体重をかけるが、かける方向が進行方向と同じでは、ガレ道やゴーロ道では滑る可能性が高い。
  (足裏の前部に最終的に体重が残るため。これを防ぐためにベタ足で歩くのだが)

  是非、お試しあれ。

  私に合うた歩き方が、他の人にぴったりと当てはまるとは限らない。
  登り、下りの歩行方法は実戦で会得するのが一番。

  あくまでも、ご参考まで


▲講習会受付

  
▲岩下りの実践風景


バーナーによるビニールマルチの穴あけ うまくあきますよ!

2012年09月19日 | 菜園の裏わざ

バーナー式の穴あけ器は市販されていますが、大変高価で家庭菜園向きではありません。
そこで、こんな物で代用してみました。 おもしろいほど、うまく穴があきます。


穴の大きさに合わせた鉄管を輪切りにしたものを、所定の位置に置きます。
 鉄管がなければ、缶詰の空き缶でもOKです。ただし、鉄製の空き缶にしてください。


バーナーで、鉄輪の中をあぶります。  
 すると、マルチが瞬間に溶けてすぐに簡単にきれいに、穴があきます。
 この鉄輪は所定の穴以上にマルチが溶けるのを防ぐためです。

 

この利点は、従来の突き刺し式の穴あけ器では、穴の部分がへこんでしまいます。
 しかし、この方法は穴を開ける際に穴の土がえぐり取られないことです。
 それと、穴の部分は瞬時に溶けるので、穴を開けた際にでるビニールの始末が不要なことです。
 これは、大きな利点です。 
 穴あけスピードも早いです。

  是非、試してください。


冬野菜の植え付け・種まき

2012年09月17日 | 冬野菜の植え付け

 
  【9月16日】
  ▼ハクサイを定植
   収穫時期の違う3種をそれぞれ4株ずつ定植
   定植と同時に防虫ネットをかぶせた。
 

  【9月16日】
  ▼キャベツを8株定植
   ハクサイと同じ畝に植え付けた。
 

  【9月16日】
  ▼ブロッコリーを8株定植
 

  【9月17日】
  ▼ダイコン類の種まき
   青首大根(耐病総太り)
   丸ダイコン(聖護院)
   カブ
  
  



収穫後のゴマの選別、水洗い めんどいな~

2012年09月15日 | ゴマ

ゴマを刈り取って天日乾燥でゴマの実の熟成と乾燥を行い、1~2週間ほど経つと、ほとんどの殻が割れてくる。
これを、穂先を下の向けて、揺するだけで、バラバラと勢いよくゴマの実が落ちてくる。
だから、刈り取ったゴマの木は、間違っても穂先を下の向けて乾燥させてはならない。

集めたゴマは次の手順で保存する。
1.小さなちりとりに、適当にごまを入れ揺する。
  すると軽いゴミなどが上に浮いてくるので、これを口で吹き飛ばす。
2.黒い小さなもの(ゴマの形をしていない)は虫の糞かもしれない。
  (乾燥中にたくさんのカメムシがゴマの木の中にいたので。)
  また、ごく小さな泥の固まりもあるので取り除く。
  泥は洗ったときに取れるのであまり気にすることはない。
3.次に適当な目の大きさの金ザルで、このゴマをふるいに掛ける。
  すると黒い小さなゴマ(未熟のゴマ)と泥の粉が落ちる。
4.きれいになったゴマを、ガラス容器やペットボトルに入れて保存する。
5.食べるつど、その分だけザルに入れて、水を張ったボールにそのままつけて、7~8秒程度手で軽くかき回し水洗いする。
  水をよくきり、そのまま熱したフライパンにゴマの実を入れ、好みの具合で焙煎する。
  水をきって乾かしいるつもりでも、そのままザルに入れたままにしていると今の時期、
  2日ほど経つと発芽してしまうので、水をきったらすぐに焙煎すること。

6.後は、それを料理に使う。

何ともいえない風味がある。

やはり、自分のゴマはうま~い

   
       ▲ごまの保存と、ごまの発芽の様子
 水洗い後、乾燥を怠るとすぐに発芽する。 よく見ると、ごまの中に白い芽が見える。(写真をクリックすると拡大表示する)