表千家一期一会

唐物相伝茶事


本日は
社中のMさんの唐物相伝茶事を
執り行いました

相伴客には
社中の先輩Sさんにお入りいただきました



お床に利休像を掛け
室内には香を焚きしめました




主菓子  青楓  鼓月製



正午の茶事とは異なり
席入りの挨拶の後
すぐに主菓子をお出しして

その後
唐物点前を説明しながら
濃茶を点てました


点前がすんだ後
不審菴より届いていた
唐物のお免状を手渡しいたしました




相伝式の後
一汁二菜の懐石でもてなし

炭をあらためてから
最後に薄茶をお出ししました



















干菓子 氷室 鶴屋吉信製



本日の相伝者Mさんが
初めてお稽古体験に来られた
7年前の日のことを
昨日のことのように思い出します


お茶を習ってみたいけれど
何となく”敷居が高い”・・・


初めはそう思っておられたそうですが
習い始めてからは
社中の先輩方の温かさに励まされながら
とにかく「目の前のことに集中する」ということを
思いながらここまで歩んでこられたのだそうです



そんなMさんが
今日は正客としてしっかりとご挨拶され
茶事の流れの中で
立派なお茶人として振る舞っておられるのを拝見し

いつの間にか
こんな風に成長して下さっていたのだなあと
感慨深く思いました



これからも
これまでと変わらず
「今 目の前にあること」に心を集中し

自分軸をしっかり持って
お茶の道を共に歩んでいただきたいと願ってやみません


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