爽やかな秋空の下
本日は
第9回目の且座会をいたしました
「閑坐聴松風」
前大徳文雅師
前々回より
席入りの際に
お床の拝見などをしていただいています
稲塚花入 如心斎好写し
秋明菊
毎回一つずつ
客としての新しい所作を
覚えていただいています
今回は
点前座から出されたお茶の入ったお茶碗を
各自で取りに出ていただきました
「半座を切る」
「膝をくる」
茶道に馴染んだ者にとっては
ごく日常的なこのような言葉も
考えてみると
普段なかなか使わない言い回しなのだなあと
あらためて気づかせていただきました
銘 菊ほのか 鼓月製
いつもお稽古の終わった後に
皆様に感想をお聞きしています
”膝が痛いかなと思っていたけれど
ちゃんと座れてうれしかったです”
”お饅頭を手で二つに割った時
中のあんこが二重になっていてわぁっと思いました”
”何歳になっても学ぶことができるのですね
これからも無理をせずにがんばりたいです”
”釜の音が微かに聞こえて
なんだか心が落ち着きました”
今日もそれぞれにユニークな気づきを
得ていただくことができたようです
来月は11月28日の予定です