7月31日と8月1日
二日続けて
朝茶のお茶事をいたしました
3時に起床して
着物に着替え支度を始めると
だんだん東の空が明るくなってきました
今回のお茶事では
1日目は大阪市内から三名
2日目は京都・芦屋・京田辺からと
皆様ご遠方からのお客様でしたので
席入りの時刻を
少し遅めの7時半と
させていただきました
朝茶の醍醐味は
なんと言っても
朝の清々しさにあります
露地にはたっぷりと打ち水をし
躙り口の戸も
濡れた雑巾で直前に
さっぱりと拭きました
朝茶では
正午の茶事と異なる特徴が
いくつかあると
これまで学びました
まずは席入り後
始めに炭点前があること
釜の中には
半量ほどのお湯が煮えていて
お炭をついだ後に
たっぷりと水を足します
それから
懐石は朝食ですから
一汁二菜までの
簡素なものが良いようです
以前通っていたお茶事教室では
汁替の時に
湯次に味噌汁をいれて席中に運び
客が各自でお椀によそいましたので
今回もそのように
やってみました
そして
八寸をお出ししても
千鳥はやりませんと
習いました
今お稽古に行っている師匠に
朝茶で気を付けることは
何でしょうかと
お尋ねしましたら
”初めはゆっくり丁寧に
後半はさっとやる”と
教えていただきました
そういうわけで
濃茶の後は続き薄となります
深みどり 松華堂製
花こはく 末富製
暑い中またご遠方より
朝早くにお出ましいただいた
六名のお客様には
心より感謝申し上げます
今回は2日とも
それぞれ社中二名に
半東と台所をお手伝いいただきました
お陰様で
無事に二日連続で
朝茶を催すことができ
有り難く思っています
またこのようなことは
家族の理解と協力がなければ
気持ち良く運ぶことは
難しいと思います
力仕事を快く手伝って
応援してくれる
夫にも感謝しています
そして連日の暑さにもめげず
二日続きの午前三時起きも
なんと言うことなく
動いてくれる自分自身の身体にも
感謝の気持ちが湧いて参ります
お茶事を終えて
心に残るのは
いつも同じく
「感謝」の一言につきます
そして
このブログの更新を
心待ちにして下さる
読者の皆様にも
あらためて感謝いたします
(^人^)