玄庵でのお茶事を
私は生きている間に
百回行いたいと
願っています
昨日は
そのちょうど4分の1にあたる
記念すべき25回目のお茶事に
特別なお客様にお越しいただき
社中達の助けを借りながら
何とか無事に終えることができました
席披きからほぼ四年が経ち
茶室の壁にも
味わいが出て参りましたが
この機会に
四つ目垣と樋は
青竹にあらためて
お客様をお待ちいたしました
一畳半に三名のお客様
とても親密な空間での
ふた時を
愉しんでいただきたく
色々考えてみたものの
結局のところ
自分自身が精一杯で
あれやこれや
抜けてしまい
気づいた時には
全てが終わっていました...
ただ覚えているのは
”感謝”の気持ちが
終始あふれていたことだけです
今回は特別に
茶事の終了後に
後段の宴席を設け
一日お手伝いして下さった
半東さん達にも同席願って
私自身も少しほっとした気分で
歓談を楽しませていただきました
一夜明けた本日は
昨日の余韻を味わいつつ
また色々反省しながら
道具などの後片付けをして
一日を過ごしました