滝画賛「涼一味」
前大徳積應師
何も書かれていない
白い紙に
滝を感ずるのも感じないのも
その人の自由です
でも
そこにごく自然に
水しぶきを感じ
流れ落ちる音を聴くことが
できる人は
幸せなのだと
思います
溜塗二重棚
十代吸江斎好み写しです
さて今月は
了々斎について
皆さんと勉強しました
下の系図は
不審菴発行歴代家元冊子
「吸江斎」の中の一頁です
様々な困難を乗り越えて
御家元が継承され
その道統が引き継がれてきたことが
見て取れます
歴代家元冊子のうち
了々斎のものは
まだ発行されていませんが
近いうちに発刊されるのではないかと
楽しみにしています
主菓子 朝の庭 鼓月製