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「柳緑花紅」
前大徳柳生紹尚師
未だ悟らない以前は
柳は緑 花は紅
悟ってみると
柳緑ならず 花紅ならず
悟りおわってみると
柳は緑 花は紅
(「新版一行物 禅語の茶梶vより)
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旅箪笥 濃茶
今月号の茶道雑誌に
「男子 旅箪笥 薄茶」の記事が
載っていました
その中で
柄杓を棚板の切込みに掛ける時
「節の少し下あたりを持つ」と
書いてありました
茶道雑誌2008年4月号には
女子の点前ですが
「節の少し上あたりを持つ」と
書かれています
実は
これまで私が師事した先生も
「節の下」とおっしゃる先生と
「節の上」とおっしゃる先生が
いらっしゃいました
因みに
現在 教室では
「節の上」と皆さんにお伝えしています
理由は
節の上を持った方が
切込みに掛けやすいと感ずるからです
節の下を持つ理由は
柄杓は釜に入るものだから
なるべく節の上は触れない方がよいという
考え方かもしれません
それとも
もしかしたら
男子と女子で異なるのでしょうか?
この辺りのことは
私にはよくわかりませんので
それぞれに師事している先生に
おたずねして従うのがよいかと思いますが
どなたか
ご存知の方があったら
お知恵を拝借したく存じます