表千家一期一会

口切茶事


今日は
お弟子さん5名をお招きして
口切の稽古茶事をいたしました

本当は
「吐く息が白くなる頃」に行うといわれている
口切ですが

今日の大阪は
気温が26度まであがった夏日だったそうです


夏の茶事さながら
露地にはたっぷり打ち水をし
茶室にはなんと冷房を入れました



リビングを待合に



枝折り戸まで進み出て
客と亭主は無言で挨拶を交わします



露地には
初冬の風情で敷松葉もしたのですが
今日の暑さではなんとも・・・



塵穴



蹲踞で手と口を清めます



初座

『鶴舞千年松』
東大寺長老 寛秀師

壺飾



初炭



炉の炭点前では
濡れ灰をまきます



懐石



主菓子 銘霜月 鼓月製



花入 銘常盤 尋牛斎
花 西王母



後座



干菓子 山川 風流堂


濃茶の後は
続き薄にいたしました

またお客様よりお申し出があり
薄茶も次客様以下
おもやいにさせていただきました

皆様
長時間のおつきあい
どうもありがとうございました

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コメント一覧

tomoko
お褒めの言葉をいただき恐縮しております。
お茶事は何度やっても
いたらないところばかりが心残りで
結局 またやりたくなってしまいます。
相手をしてくださるお弟子さんたちに感謝の一言です。

暑かったり寒かったりの気温の変動の中
写真の西王母が
ちょうど炉開きを祝うかのごとく
蕾をふくらませてくれたのも
ありがたかったです。
雲や
口切のお茶事いいですね。
ふくべの炭斗、この炭の組み方は難しいですね。
また花入れがいいですね。
お花もいいものが入りましたね。
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