表千家一期一会

初釜


今日は
社中の方々十名にお越しいただき
初釜をいたしました


内一名の方には
半東をお願いし
後炭と薄茶の点前もしていただきました



本日は
二階の洋間を待合にしました




11時席入り

露地に迎えに出て
枝折戸を開け
ずらり並んだお弟子さんたちを前に蹲いますと
声にはせずとも
また一年
共に精進して参りましょうとの
強い思いが
心から沸き上がるのを
感じました



お一人ずつと
新年のご挨拶を交わした後

初炭をし
すぐに
濃茶点前をいたしました





初釜は
それぞれの稽古場で
色々なやり方があるかと思いますが

私は
茶事の要素を取り入れながらも
少し崩した自由な形で
毎年させていただいております


濃茶を飲んでいただいた後は
祝い膳の点心をお出ししました



今年は
煮物椀に蓮根餅をつくりました

蒸し寿司は
一人ずつの器に入れて
十人分を一度に蒸すことができるような
大きな蒸し器は持っていないので

蒸し布に包んで蒸したものを
お椀によそってお出ししてみました


八寸は
あまり時間がかからないように
千鳥は略して
一度に海の物と山の物を
お取りさせていただきました


祝い膳を召し上がっていただいた後
しばしお手洗などの休憩時間をとって

その後
半東さんの方に
後炭と薄茶点前をしていただきました





干菓子  亀屋伊織製

こちらの菓子器は
ホフロマ塗というロシアの漆器です

先日
兵庫県立美術館で開かれていた
「大エルミタージュ美術館展」のショップで
見つけて買ってきました


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