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しろかねも くがねもたまも なにせむに
まされるたから こにしかめやも
(銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも)
万葉集にある山上憶良の代表歌ですね
高校時代にこの歌を知った時は
子供ってそんなに大切なものなのかな・・・
と思った記憶があります
やがて時を経て
我が子が生まれた時
子を思う親の気持ちを知り
ようやく
この歌の心情を
理解できたように思いました
そして今
孫を抱く年齢となって
また一つこれまでは知り得なかった
子どもへの愛しさが
自分の中から溢れてくることに
気づかされました
いにしえの人の気持ちに
今やっと心から共感できたことを
幸せに思います
そしてまた
若かりし日の両親の
あの頃の深い愛情に
今更ながら気づかされています
感謝です・・・
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今日は
久しぶりに散らし寿司を作って
満一歳の孫を囲み
子どもの日の御祝をしました