ほの暗い小間の中で密やかに茶事を演出してくれた花たちが今日は台所の窓辺で自由奔放に咲き乱れております「百花為誰開」前大徳積應師「梨花一枝春」前大徳文雅師今日は雨が降ったりやんだりの少し肌寒い一日でした逃げるように通り過ぎてゆく春にこの世の無常を感じつつ時折強まる雨音に耳を傾けておりました旅箪笥 芝点て主菓子 花水木 鼓月製干菓子 京のよすが 亀末廣