表千家一期一会

7月稽古場③



『多奇峰』(きほう多し) 前大徳紹尚師


縞葦 木槿(祇園守)桔梗    花入 千成籠


茶碗 自作(八事窯にて)


朝顔 鼓月製


濃茶

30年ほど前 この茶碗作りに連れていってくれた先生も
当時の窯元も鬼籍の人となりました

色々な方のおかげで 今の私があるなあと
思いめぐらしつつ ひたすら茶筅を動かしていると
一瞬 時間の感覚が消えるような錯覚をおぼえました

もしかしたら 茶道に限らず 
『道』と名のつくものは皆そうかもしれませんが
ひとつの型の中にすうっと入っていく時
何か不思議なやすらぎに満たされます

≪無駄をそぎ落とし 
迷いから解放された 完璧な流れに
身を任せることの安心感・・・≫

私にとって 茶道の究極の魅力は 
この点前そのものにあるような気がします

コメント一覧

tomoko
お褒めの言葉 うれしく存じます。
若い頃 名古屋の八事の先生に習っていた関係で、よく道年さんのところに連れていってもらいました。
これは30年ほど前 先代がいらっしゃった頃に作らせていただいたものです。
使うほどに色がでてきて愛着が増して参ります。
雲や
私も何度かお茶碗にチャレンジしましたが、これは使える茶碗ですね。
八事窯は中村道年さんでしたね。
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