お盆のお休みが過ぎて
今日は久しぶりのお稽古に
8名の方がお越しになりました
いつになく
おしゃべりも弾んで
楽しい稽古場となりました
『放下着』
禅居庵一渓師
今日は
茶箱の稽古をいたしました
実は
私は茶箱の点前を
これまでにたった2回だけ
お稽古していただいたことがあります
その1回目は
まだ学生だった時
ちょうど茶通箱の相伝を受けた頃の
ことでした
その時習っていた先生が
どういうわけか
一度だけ
茶箱の点前を教えて下さったのですが
当時
私は茶箱と茶通箱が
頭の中で混同してしまい
しばらくの間
茶箱のことを
茶通箱と勘違いしていました
とにかく
箱の中から
茶筅や茶巾が
まるで手品のように
次々取り出されることに
とてもびっくりしたことを
今も覚えています
その後
茶箱点前を稽古することは
一度もなかったのですが
10年ほど前
茶道一日体験のボランティア活動を
枚方FMのラジオ番組でとりあげていただいた時
番組の収録中に
お茶を点ててみようと思い
茶箱を買って
スタジオに持ち込みました
その後茶箱は
ずっとお蔵入りだったのですが
なんと昨日
今習っている師匠が
茶箱の稽古をして下さったのです
そこで
今日はさっそく
押入れの奥から茶箱を出してきて
お稽古をすることにしました
師匠のお話では
茶箱の点前は
表千家では
特に定まったものは無いとのことですが
茶家にはそれぞれ茶箱が伝わり
それぞれのお家のやり方で
お点前がなされるとのことです
その一つの例を教えていただいたので
忘れないうちにと
皆さんにお伝えさせていただきました
因みに
世界文化社から
「立礼と茶箱を愉しむ[表千家流]」
という本も出版されています
主菓子 縁涼み 鼓月製
干菓子 金平糖 亀屋清永製
亀屋さんは
亀屋良永さん
亀屋良長さん
亀屋清永さん
とよく似た名前のお店があるので
迷います。。。