本日は
夜咄の稽古茶事をいたしました
席入りのご案内は午後五時
半東にお一人入っていただき
お客様は社中の三名
今年の干支は
丁酉でしたが
その「丁」というのは
陰陽五行において
「火の弟」という意味があるのだそうです
「火の兄」である「丙」が
自然界における畏浮キる火を意味するのに対し
「丁」は
手元で扱えるような
安心を得る火を表すのだとか
その「丁」の一年の締めくくりに
「和蝋燭」や「灯芯」の灯りのゆらめく中
茶の道を精進するお弟子さんと共に
幽玄な一夜を過ごすことができたことを
大変幸せに思います
拙い写真ですが
今日のお茶事の雰囲気を
少しでもお伝えすることができれば
嬉しく思います
「心外無別法」
東大寺 寛秀師
濃茶茶碗 黒楽 銘 閑坐
茶入 膳所 銘 不老
濃茶茶杓 銘 雪月花
薄茶茶杓 銘 千秋
最後までご高覧いただき
ありがとうございました