ここずっと雨雨あ~め ばかりの藤岡市です
また台風17号、18号も発生しており、今週もや突風に警戒してくださいませ。
今日はトラクターで良くあるある修理のお話です
当社が得意としているトラクターメーカーと言えばクボタ・ヤンマーですが
中古車や修理に関しては他メーカーも入ってきます。
大概トラクターなんか皆同じとお思いなのですが
修理に関してよく、?????????????????なんじゃこりゃ
ってことが多々あります。
これは三菱トラクターのフロントアクスル部のオイルシール交換写真です。
この部分はトラクターの泣き所と言っても過言ではないでしょう。
どのメーカーも年数や時間をかなり経過してくるとオイル漏れを起こします。
トラクターをお持ちの方、前輪の足回りが油で汚れていませんか?
特にホイールの内側など、またはいつもトラクターを駐車している所に
油たまりができていませんか?
放っておくと、大変な事になりますよ・・・
写真は分解時の写真ですが、クボタ、ヤンマー式と仕組みが異なり
分解に悩みました。そこで三菱お得意の同業者さんから教えていただきました。
案の定、「ぶったたいて抜く」とのご回答 ←この意味はバラスとわかります
アクスル部は鋳物なので下手に叩くとオシャカになってしまうので上手に
ピンポイントでぶったたきました
ぶったたいたおかげでオイルシール部の交換完了!
無事お嫁に出すことができました。
鬼農
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文章に至らないところがございますがよろしくお願いします。
二枚目の写真で軸の中心を叩いた跡があるのがお分かりになりますでしょうか?
この部分は直にハンマーで叩いてしまうと頭がつぶれて組み立てができなくなってしまいますのでポンチまたは鉄筋を用いて叩いたと思います。
ベアリングの挿入は2~3トンくらいのジャッキで下から抜いた逆手順で入れた記憶がございます。
本日交換することができました。適切なアドバイスありがとうございます。
余談ですが農協のエンジニアはクボタやヤンマーと同じといわれましたがまったく違いますね・・・・非常に助かりました。
またよろしくお願いします。
弊社も三菱の整備はあまり入って来ないので正直悩みました。たかがトラクターと思って取り掛かってみると整備性の良し悪しは三菱に限らずクボタ、ヤンマーにもあります。
各メーカーにはできるだけ整備性、無駄のない耐久性の良い製品をお願いしたいものです。