還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その68
7月30日(金)その2
宿のオーナーは言う。
中国では、担当者が法律なのだとも。
多分、中国銀行四川省分行に行っても同じではないのかと。
ドッカの誰かに責任を廻してやるだけでないかと。
時計は16時を過ぎた。
中国銀行の営業時間は17時までだ。
どうせ駄目もとだ。やけ糞だ。
行って暴れてやろうか。
本省なら日本語の出来る人間も、また能力ある優秀な人間も居るだろう。
どうせだ、暴れてやろう。
俺の金だ。
16時30分に中国銀行四川省分行に着く。
受付で三度目の正直よろしく事情を説明する。
実習と名札の付いた行員だ。頼りない。
そのまま窓口に案内された。
窓口のオネーチャンは丸顔のにきび顔だ。
美人が揃っていると聞いたのにガックリだ。
ちょっと書類を眺めてから隣の行員に話しかけている。
住所は、電話番号は、、「没有」 えええ!
そうだ、中国では乞食でも携帯を持っている。
宿の電話番号を言う。
彼女の後ろにまた人が集まりだした。
ああ、ヤッパリ、、、、
しかし彼女はそんな彼らとにこやかに話しをしながらキーを叩いている。
プリントアウトされた数枚の書類にサインしろと言う。
彼女が何か問いかけている。初め中国語で、そしてキャッシュと
イェス、イエス、、キャッシュ、キャッシュ、、、
慌てて答える。
やった、、、
彼女が現金を数えてる。間違いない。成功だ。
やった、、、
彼女が偽札検査機の数を見ろという。間違いない。成功だ。
やった、、、
間違いない。
光り輝く女神を見た。
彼女の何と神々しい姿だろう。
いや、可愛い。グラグラだ。
中国銀行四川省分行営業部は能力も有り美人揃いの素晴らしい支店だ。
特に任小×は飛び切りの別嬪だ。
実はと、中国銀行上海支行で作った口座の通帳を見せて、この口座のカードも一緒に盗まれてしまって下ろせないと言うと。
彼女は暫らく考えていたが、、通帳を預かって上海へ送り、、、ううん
四川省分行に新しい口座を開いて、インターネットバンキングで口座振替は出来ないかと質問してみる。そこに振り込めないかと聞く。
上海の口座のカードの再発行や解約は上海へ行かないと出来ないからだ。
彼女がやってみようと言う。
1000元を出して口座を開く。カード一枚貰う。
構内にインターネットバンキングの出来る端末機は有るのだが、一度も使ったことがないというと、彼女は自分の机を片付けながらちょっと待てなさいという。
そして、表へ回って出てきた。
時間は17時を過ぎている。
付いて来なさいと言う彼女の後に従う。
端末機の前で、彼女に口座番号、暗証番号の書いてあるメモともう一つの暗証番号用の数字発生器を手渡す。
彼女に全てお願いする。
上海の口座にアクセスできた。
定期預金を解約して普通口座に移す手続きをして貰う。
うんうん、上手く行ってる、、
よし、成功だ。
次にその口座の全額を新しい四川省分行の口座に振り替えればいい。
彼女が首を傾げて、没有と言う。
ええええ、ヤッパリ駄目か。
彼女が別の画面を開いて何か確かめている。
全額送付は出来ないようだ。
要するに振替手数料を引かれるので口座がマイナスになるために不可能なのだと解った。
彼女はその画面を見せながら了解かと聞く。
明白了と答える。
完全に息が合ってきた。
次の瞬間、、成功、、
やった、、やった、、
思わず拍手をする。
彼女が照れたように微笑んだ。
任小×は飛び切りの女神だ。
7月30日(金)その2
宿のオーナーは言う。
中国では、担当者が法律なのだとも。
多分、中国銀行四川省分行に行っても同じではないのかと。
ドッカの誰かに責任を廻してやるだけでないかと。
時計は16時を過ぎた。
中国銀行の営業時間は17時までだ。
どうせ駄目もとだ。やけ糞だ。
行って暴れてやろうか。
本省なら日本語の出来る人間も、また能力ある優秀な人間も居るだろう。
どうせだ、暴れてやろう。
俺の金だ。
16時30分に中国銀行四川省分行に着く。
受付で三度目の正直よろしく事情を説明する。
実習と名札の付いた行員だ。頼りない。
そのまま窓口に案内された。
窓口のオネーチャンは丸顔のにきび顔だ。
美人が揃っていると聞いたのにガックリだ。
ちょっと書類を眺めてから隣の行員に話しかけている。
住所は、電話番号は、、「没有」 えええ!
そうだ、中国では乞食でも携帯を持っている。
宿の電話番号を言う。
彼女の後ろにまた人が集まりだした。
ああ、ヤッパリ、、、、
しかし彼女はそんな彼らとにこやかに話しをしながらキーを叩いている。
プリントアウトされた数枚の書類にサインしろと言う。
彼女が何か問いかけている。初め中国語で、そしてキャッシュと
イェス、イエス、、キャッシュ、キャッシュ、、、
慌てて答える。
やった、、、
彼女が現金を数えてる。間違いない。成功だ。
やった、、、
彼女が偽札検査機の数を見ろという。間違いない。成功だ。
やった、、、
間違いない。
光り輝く女神を見た。
彼女の何と神々しい姿だろう。
いや、可愛い。グラグラだ。
中国銀行四川省分行営業部は能力も有り美人揃いの素晴らしい支店だ。
特に任小×は飛び切りの別嬪だ。
実はと、中国銀行上海支行で作った口座の通帳を見せて、この口座のカードも一緒に盗まれてしまって下ろせないと言うと。
彼女は暫らく考えていたが、、通帳を預かって上海へ送り、、、ううん
四川省分行に新しい口座を開いて、インターネットバンキングで口座振替は出来ないかと質問してみる。そこに振り込めないかと聞く。
上海の口座のカードの再発行や解約は上海へ行かないと出来ないからだ。
彼女がやってみようと言う。
1000元を出して口座を開く。カード一枚貰う。
構内にインターネットバンキングの出来る端末機は有るのだが、一度も使ったことがないというと、彼女は自分の机を片付けながらちょっと待てなさいという。
そして、表へ回って出てきた。
時間は17時を過ぎている。
付いて来なさいと言う彼女の後に従う。
端末機の前で、彼女に口座番号、暗証番号の書いてあるメモともう一つの暗証番号用の数字発生器を手渡す。
彼女に全てお願いする。
上海の口座にアクセスできた。
定期預金を解約して普通口座に移す手続きをして貰う。
うんうん、上手く行ってる、、
よし、成功だ。
次にその口座の全額を新しい四川省分行の口座に振り替えればいい。
彼女が首を傾げて、没有と言う。
ええええ、ヤッパリ駄目か。
彼女が別の画面を開いて何か確かめている。
全額送付は出来ないようだ。
要するに振替手数料を引かれるので口座がマイナスになるために不可能なのだと解った。
彼女はその画面を見せながら了解かと聞く。
明白了と答える。
完全に息が合ってきた。
次の瞬間、、成功、、
やった、、やった、、
思わず拍手をする。
彼女が照れたように微笑んだ。
任小×は飛び切りの女神だ。