2022年11月26日(日)
先のセーリングでヘッド(ヨットのトイレ)の給水側が機能しないことが判明。
(ヨットのトイレは、手動ポンプの場合、最初にポンプを上下して海水をボールに貯めます)
(排水はやはりポンプを上下して海に流します)
パイプやホースが何かで詰まっているのかもしれませんが、確か前回交換してから12年ぐらい経っているので、内部のゴム弁の劣化もあるので、交換することにしました。
昼前にマリーナに到着。天気はよく、南の風がちょっと強めです。メンテナンスにも適した日です。
さて、取り付けるポンプはJABSCOの手動マリントイレのハンドポンプ(品番: 29040-3000)。
作業を開始して先ず難儀したのは接続する給排水ホースを外すことでした。
単純に「抜く」というわけにはいきません。
隙間を埋めるためのシリコン等も付着していて固着しています。
切り裂いて、ペンチでめくり取るようにしました。
←給水側
←排水側もホースを切断し、ペンチでめくりあげて剝がします。
なんとか頑張ってホースを外し、本体を取ることができました。
給水ができなかった原因が判明しました。
給水側のサクションホースに海草が詰まっていました。
細長~い海草でした。
←左の方に黒くなった海草が詰まっていました。
ポンプの内部にも海草が詰まっていました。
←右の小さい穴に黒くなった海草が詰まっています。
←黒いゴム弁にも海草が入っています。(ヒラヒラした黒いものが海草)
ポンプの取り付けですが、排水側のパイプの角度調整や台座に嵌めるゴム弁を付け忘れるなど失敗が重なってしまいました。
また、作業は狭いところで体も手も自由に動かせない状態で行わざるを得ませんし、秋の陽はすぐに落ちるのでとりあえずポンプを取り付けるところで終わりです。
一応給水側のサクションホースは買ってあったのですが、この際排水側ホースとトイレのボールとポンプをつなぐホースも変えることにしました。ホースを購入し、次回にホースを取り付けましょう。