7月24日(日)
昨日から神奈川県三浦市の三崎港、うらり桟橋に停泊しているマリリン(ベネトウ オセアニアス361)は今日、下田まで航海します。
深夜まで宴会で盛り上がっていたメンバー4人全員が乗艇し、5:55に出港。
梅雨明け前の空は薄い雲が多めですが日差しもあり、視界はまあまあ、海は穏やかです。
マリリンにはビミニトップがついているのでコックピットは日陰になり快適です。冷えたビールも旨い!
追っ手の風で波も後ろからなので、オートパイロットにするとギーコギーコかなり頑張らなくてはいけないので、ラット係りは人間が担当します。
川名沖まで伊豆半島に寄り、そこから一路爪木崎。


下田に入りましたが、下田ボートサービスはビルフィッシュトーナメントのパワーボートでいっぱいで停めるところがありません。
パワーボートの数も半端ではありませんが、自家用ヘリが3機も駐機しておりぶったまげました。世の中、すごいお金持ちがいらっしゃるもんですね。
停泊についてはなんだかんだがかなりあって、最終的には漁協斜向かいの船だまりに横付けすることが出来ました。隣は有名なレース艇のテティスさん。テティスさんはパールレースのため五ヶ所湾への回航途中です。

完全に落ち着いた後はビールが進みますが、2人は帰京しなければなりません。2人を見送るとちょっとさびしいもんです。
その後オーナーのY田さんが、なんとヨットに積んでいた折りたたみ自転車で街に買い物に行き、2人で船上で夕食。船のスターンでシャワーを浴びてスッキリ!
たっぷり眠れました。
7月25日(月)
4時頃起床。半そで短パンでデッキに出たら寒さを感じました。弱い風が北から入っています。思わずジャケットを羽織りました。

5:40出港。もやいロープやフェンダーを片付けているとやっと暑さを感じジャケットを脱いで夏らしい半そで短パンに戻りました。
海は無風でとてもおだやかで、海面も油を流したようです。
石廊崎をかわし波勝崎が見えてきます。

雲見沖ではかつて雲見で遊泳中に亡くなった知人を偲び合掌しました。
一直線で清水港を目指しますが、穏やかで波もほとんどないのでオートパイロットで航海します。平水面なのでオーットパイロットも大きな動きがいらず静かなもんです。途中2回ほど本線避けで”+10度”、”-10度”ボタンを数回押しただけでラットに一切触れません。普段乗っているティラーでオートパイッロト無しのヨットとは大違い。こういうのもいいもんですね。
清水港が見えてくると、左手に日本平、久能山、三保の松原が見えてきます。
30年以上前にドン吹きの江ノ島-清水レースを終え朝方清水港に入ったことはありますが、その時の記憶は全く無く今回初めて入港のしかたがわかりました。目的地の富士山羽衣マリーナは奥深い港のドンづまりにあります。
13時ちょっと前、ポンツーンに係留。水洗いをし陸電をひき、ビールと昼食。

Y田さんは数日ここで休息するそうです。

シャワーを浴びて、自分は離脱です。バス停が近くにあり本数も少なくなく、なんなく清水駅まで行けました。