7月24日(木)~27日(日)
パールレース。4年連続でアップル号で参戦。
24日に現地入りし、各種準備。
25日は宿で朝風呂を浴びてから泊地であるVOCへ。
11時のスタートは下一でうまく出ましたがゼネリコ。2回目は真ん中ややアウター寄りからスピンでスタート。
神の島のギリギリ内側を通過しましたが、遥か岸寄りのコースを取った艇団に先に行かれてしまいました。
利島へのコースはスピンでやや横から南西風を受ける形で艇速を重視した結果沖寄りのコース取りとなりました。
渥美半島沖で夜を迎えましたが、これがまた素晴らしい満天の星。なにしろ天の川が素晴らしい! とても贅沢な時間です。
視力が0.7に行くか行かないかでこれだけ素晴らしい星空なので、子供時代の1.5ぐらいの視力で見たらどんなにいいことか。。。などとしょうがないことを考えたりもしました。
そして、海に目を落とすと引き波に夜光虫が煌めきます。これまた幻想的で美しい! 仲間がスマホで写真撮影を試みますが・・・。
潮目では塊りになった夜光虫がいくつも光っています。まるでひとだまのように見えて不気味な感じがしました。
昔の人はこれを見て、かなりスピリチュアルな想念をいだいたのではないでしょうか?
とまあ、レース中、なんだかんだと仕事をしながらもうっとりとする時間を持てちゃいました。
2日目朝は恐怖の朝凪。加えて強い逆潮で後ずさりし、御前崎をなかなか超えられません。すぐ近くではGEFIONさんも苦戦しています。
やっとこさ弱い東が入ってきて、艇が進み始めました。
夕方になって、いつもは新島、利島の島影が見えて来る所にさしかかっても霧が濃く島影どころか本船も見えません。本船がいきなりヌッと出て来るのはいい気持ちがしません。
風はだいぶ安定して南から吹くようになりスピンを揚げ快調に走りはじめましたが、利島アプローチは濃霧に加え月も星もなく完全なブラックアウト状態でGPSだけが頼りです。
利島南端通過のロールコールの後、ジャイブして大島にヘディングを向けると強烈な利島降ろしに見舞われました。風は楽に30ノットを超えて来ます。
すかさずスピンを降ろし、NO.4ジブを揚げ、メインもワンポンにしました。
大島西方はSAIKIさん(後からわかりました)とほぼ並走しますが、このころから霧も晴れ、再び満天の星に覆われました。今晩も人間のちっぽけさを感じ、世界平和を祈りました。
この後も風は南から安定して20ノット以上吹き、しばらくして江の島の灯台を視認。夜が明けた4:59、スピンを揚げてフィニッシュラインを切りました。
成績はさておき、パールレースらしい、大自然を感じながらの楽しいレースでした。
優勝、入賞の皆さん、おめでとうございます。
運営の皆さん、レース参加の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!
パールレース。4年連続でアップル号で参戦。
24日に現地入りし、各種準備。
25日は宿で朝風呂を浴びてから泊地であるVOCへ。
11時のスタートは下一でうまく出ましたがゼネリコ。2回目は真ん中ややアウター寄りからスピンでスタート。
神の島のギリギリ内側を通過しましたが、遥か岸寄りのコースを取った艇団に先に行かれてしまいました。
利島へのコースはスピンでやや横から南西風を受ける形で艇速を重視した結果沖寄りのコース取りとなりました。
渥美半島沖で夜を迎えましたが、これがまた素晴らしい満天の星。なにしろ天の川が素晴らしい! とても贅沢な時間です。
視力が0.7に行くか行かないかでこれだけ素晴らしい星空なので、子供時代の1.5ぐらいの視力で見たらどんなにいいことか。。。などとしょうがないことを考えたりもしました。
そして、海に目を落とすと引き波に夜光虫が煌めきます。これまた幻想的で美しい! 仲間がスマホで写真撮影を試みますが・・・。
潮目では塊りになった夜光虫がいくつも光っています。まるでひとだまのように見えて不気味な感じがしました。
昔の人はこれを見て、かなりスピリチュアルな想念をいだいたのではないでしょうか?
とまあ、レース中、なんだかんだと仕事をしながらもうっとりとする時間を持てちゃいました。
2日目朝は恐怖の朝凪。加えて強い逆潮で後ずさりし、御前崎をなかなか超えられません。すぐ近くではGEFIONさんも苦戦しています。
やっとこさ弱い東が入ってきて、艇が進み始めました。
夕方になって、いつもは新島、利島の島影が見えて来る所にさしかかっても霧が濃く島影どころか本船も見えません。本船がいきなりヌッと出て来るのはいい気持ちがしません。
風はだいぶ安定して南から吹くようになりスピンを揚げ快調に走りはじめましたが、利島アプローチは濃霧に加え月も星もなく完全なブラックアウト状態でGPSだけが頼りです。
利島南端通過のロールコールの後、ジャイブして大島にヘディングを向けると強烈な利島降ろしに見舞われました。風は楽に30ノットを超えて来ます。
すかさずスピンを降ろし、NO.4ジブを揚げ、メインもワンポンにしました。
大島西方はSAIKIさん(後からわかりました)とほぼ並走しますが、このころから霧も晴れ、再び満天の星に覆われました。今晩も人間のちっぽけさを感じ、世界平和を祈りました。
この後も風は南から安定して20ノット以上吹き、しばらくして江の島の灯台を視認。夜が明けた4:59、スピンを揚げてフィニッシュラインを切りました。
成績はさておき、パールレースらしい、大自然を感じながらの楽しいレースでした。
優勝、入賞の皆さん、おめでとうございます。
運営の皆さん、レース参加の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!