やっぱりヨットに乗りに行こう!

相模湾、東京湾のヨットライフに関する風景や艇や人物の写真をベースにした日記です。

満天の星と煌めく夜光虫、そして強烈な利島降ろし

2014年07月31日 22時36分32秒 | ヨット
7月24日(木)~27日(日)

パールレース。4年連続でアップル号で参戦。
24日に現地入りし、各種準備。


25日は宿で朝風呂を浴びてから泊地であるVOCへ。
11時のスタートは下一でうまく出ましたがゼネリコ。2回目は真ん中ややアウター寄りからスピンでスタート。
神の島のギリギリ内側を通過しましたが、遥か岸寄りのコースを取った艇団に先に行かれてしまいました。
利島へのコースはスピンでやや横から南西風を受ける形で艇速を重視した結果沖寄りのコース取りとなりました。
渥美半島沖で夜を迎えましたが、これがまた素晴らしい満天の星。なにしろ天の川が素晴らしい! とても贅沢な時間です。
視力が0.7に行くか行かないかでこれだけ素晴らしい星空なので、子供時代の1.5ぐらいの視力で見たらどんなにいいことか。。。などとしょうがないことを考えたりもしました。

そして、海に目を落とすと引き波に夜光虫が煌めきます。これまた幻想的で美しい! 仲間がスマホで写真撮影を試みますが・・・。
潮目では塊りになった夜光虫がいくつも光っています。まるでひとだまのように見えて不気味な感じがしました。
昔の人はこれを見て、かなりスピリチュアルな想念をいだいたのではないでしょうか?

とまあ、レース中、なんだかんだと仕事をしながらもうっとりとする時間を持てちゃいました。

2日目朝は恐怖の朝凪。加えて強い逆潮で後ずさりし、御前崎をなかなか超えられません。すぐ近くではGEFIONさんも苦戦しています。
やっとこさ弱い東が入ってきて、艇が進み始めました。

夕方になって、いつもは新島、利島の島影が見えて来る所にさしかかっても霧が濃く島影どころか本船も見えません。本船がいきなりヌッと出て来るのはいい気持ちがしません。
風はだいぶ安定して南から吹くようになりスピンを揚げ快調に走りはじめましたが、利島アプローチは濃霧に加え月も星もなく完全なブラックアウト状態でGPSだけが頼りです。
利島南端通過のロールコールの後、ジャイブして大島にヘディングを向けると強烈な利島降ろしに見舞われました。風は楽に30ノットを超えて来ます。
すかさずスピンを降ろし、NO.4ジブを揚げ、メインもワンポンにしました。
大島西方はSAIKIさん(後からわかりました)とほぼ並走しますが、このころから霧も晴れ、再び満天の星に覆われました。今晩も人間のちっぽけさを感じ、世界平和を祈りました。

この後も風は南から安定して20ノット以上吹き、しばらくして江の島の灯台を視認。夜が明けた4:59、スピンを揚げてフィニッシュラインを切りました。

成績はさておき、パールレースらしい、大自然を感じながらの楽しいレースでした。

優勝、入賞の皆さん、おめでとうございます。
運営の皆さん、レース参加の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!

東京湾、風弱し(スバルザカップ)

2014年07月29日 06時51分36秒 | ヨット
7月20日(日)

第6回スバルザカップ!
PLANETでの参戦は昨年に続き2回目。
気合いを入れて前もって艤装は完了。7時に速攻で下架。
記念撮影し、すかざず出港。
 

チェックインも速攻。


9:20のスタートはアウター寄りからフレッシュエアーを受け、まあまあのスタート。
スピンも素早く揚げて少し上り気味に艇速をつけて走る。

と、ここまで気合い充分だったものの、この後風が落ち、我等がCグループはBグループとともにノーレース。

その分パーティでは盛り上がり、千倉から参戦したマリリン号にお世話になり爆睡。


レース運営関係者の皆さん、仲間の皆さん、どうもありがとうございました! 
来年もよろしくお願いします。(来年こそは順位がつきますようにっ!)

さあ! 来週はパールレースだぁ!

セールトレーニング

2014年07月13日 23時00分20秒 | ヨット
7月13日(日)

初島ダブルの後は、チョット気が抜けて、6日は浦安で2時間ほどのメンテ&片付け、12日は初島ダブルの打上げBBQと少し大人しくしていましたが、今日は稲毛のレース講習会におじゃましました。
身体の動きについてルール上どこまでがOKでどこからがNGであるとか、より速く走らせる為のボートハンドリングなどを高校生諸君に説明するもので、みんな真剣に聞いて、呑み込みも早かったです。

午前中の海上トレーニングの模様(↓)


14時過ぎからは南西の風があがってきて、海上トレーニングはキャンセルとなり、ゴムボート班はもっぱらレスキューを担当しました。
マストを折ったフネもあり、防波堤にはまってしまったボードセーラーもありで忙しかったです。

来週はスバルザカップですが、さてさて、天候と風の具合はどうでしょうか?

合計124歳の初島も無事終わりました~

2014年07月01日 06時54分34秒 | ヨット
6月27日(土)

朝4時マリーナ集合。S田さんと私、ふたり合わせて124歳で初島ダブルハンドヨットレースに参戦。
このコンビは一昨年、今年と2回目の組み合わせです。


風は北東。ヘルム担当はS田さん。7時スタートは空いている本部船寄りを選択。すぐ下はシースケープ。
スタート後ヨイショとスピンを揚げます。下側にはBASIC、すぐ近くにはカリン。カリンが下から煽ってきます。(キダッチ、勘弁してくれ~)
スタボーのスピンランで岸よりに結構突っ込んで行きました。周りにはカリン、パスタイム2。
ジャイブ後、また下からカリンが煽ってきます。(またまた、キダッチ、勘弁してくれ~)

初島手前は黒雲が覆っています。アプローチはデッドラン。別タックのスタボー艇もデッドランなので、タックが違っても同じ方向に走っています。
スピンからジブに替えて初島回航。近くにはライオンハート、ネービーブルー。初島灯台MAG0のロールコールは11:36。
(ライオンハートさんは11:40としているので、たぶんそれくらいが正しいかも・・・・)
4時間40分ほどで初島を回ったことになります。

その後はジブリーダーがトラブって上り角度が出なかったり、GPSが佐島沖を指していたりして精彩を欠いた走りとなり、
結果的に南に出過ぎたことでカームにつかまってしまいかなり遅れてしまいました。
それでも17:36に無事にフィニッシュ。


夜はNJORDチームと合流し、浴びるほどお酒を飲みました。


6月28日(日)

表彰式。ちょっと二日酔い気味ですが、逗子マリーナは夏のような青空。


皆さん、盛り上がってました。

ということで平均年齢62歳のダブルハンドも終わりました。密かに来年も出るぞ、と気合いを入れながら。。。。

ZMYCの皆さん、参加艇の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました!