やっぱりヨットに乗りに行こう!

相模湾、東京湾のヨットライフに関する風景や艇や人物の写真をベースにした日記です。

第10回スバルザカップでクラス優勝させてもらいました!

2018年07月18日 06時36分10秒 | ヨット
記念すべき第10回スバルザカップ チャリティヨットレースにPLANETで参戦しました。


7月14日(土)

最近、油壺京急マリーナへは前夜の内に移動して船内で寝る、というパターンが定着しています。ということで朝はマリーナ内の船内で目をさまし、三崎口へKさん、Y口さんをお迎えに行きます。
3人で9:20出港。機帆走。16時半ぐらいには夢の島の所定のバースでビールを飲んでいました。
17時半からの前夜祭ではマリリンのYさんと合流、Nさんご夫妻も加わり6人で盛り上がりました。
中締め。Y口さんは夢の島のご近所なので帰宅。KさんはPLANETでバタンQ。後から考えるとこれが大正解です。二次会はエアコンの効いたマリリンでY木さんも加わり5人で絶好調! 1時まで飲んだくれてしまいました。


7月15日(日)

二日酔いです。一次会を終わってすぐ寝たKさんが飲みすぎでつらいと言っている横で、1時まで飲んだ私はヘロヘロです。
がしかし、本日の乗員5名全員が集まり、7時半にドックアウト。スタート海面につくととりあえず普段通りの体調に。
我々CグループはA,Bのスタートを見送って9:20にスタート。
本部船からアウターに流しますが、比較的空いていてアウター寄りで気持ち良くスタートすることができました。
しばらくしてタックしてポートをストレッチ。
 (撮影:運営サイド)

 (撮影:運営サイド)

海ほたる手前の回航マークは途中本船避け(東京湾を往来するタンカー、貨物船などの大型船の邪魔をしてはいけないのでこちらが避けます)のタックを行った影響もあって、若干オーバーセール気味にアプローチ。
回航マーク通過後は、アクアラインの橋脚の間をすり抜けて海ほたるを回りますが、割と風が強め目になってきました。
橋脚ギリギリをポートでアプローチしている時にスタボーのMAYAさんとミート。ディップしてスターンを交わしますが、MAYAさんとはさきほども同じシチュエーションがあり、本日2回目です。アクアライン南側は尾長鮫さんの後、MAYAさんの前をアビームで帆走。
海ほたるを回りながらジャイブ、スピンアップと順調に作業をこなします。
 (撮影:運営サイド)

回航マークでジャイブします。
 (撮影:運営サイド)

 (撮影:運営サイド)

あとは浦安ディズニーシー沖にほぼ3度(真北)で一直線。サーフィングしながら艇速を稼ぎます。
右からMAYAさん、左からハッチさんに徐々に抜かれてしまったのは若干悔しいですが、風が上がってくる中本部船寄りを狙ってアビーム気味にフィニッシュ。13:45:22。 4時間25分余りの楽しいレースでした。
今回は第10回の記念大会ということで、クラス数を増やしてくれました。それによってYAMAHA-23などの早いミニトンとは 別のクラスになったこともあって、クラス優勝をいただきました。ラッキーです。
Cグループ クラス9では着順1位、修正も1位。Cグループ全体では着順13着、修正で7位という記録でした。
素敵なクラス分けに感謝。素直に嬉しいです。


7月16日(月・祝)

Fさんと二人で回航です。4:30に夢の島マリーナを出港。正面からの風の中東京湾を南下し、12:50に油壺京急マリーナに無事着きました。
とても楽しく嬉しい3日間でした。

今年もスバルザカップの皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。

記録ずくめの初島ダブル・・・はとてもエキサイティング

2018年07月02日 23時08分33秒 | ヨット
6月30日(土)

今日はPLANETで初島ダブルハンドヨットレースに参戦。
たった二人で艇を操り逗子から初島を回ってくる46マイルのレースで、今年も90艇がエントリーした相模湾きってのヨットのイベントです。

今回はK達さんがクルーとして乗艇してくれることとなり、4時半に油壺京急マリーナを出港。
レースは7時きっかりにスタート。全艇が一路初島を目指します。
PLANETは真ん中よりやや本部船側から出ましたが、風が南南西(画面の斜め左下方向からの風)なので、大型艇による乱れた風の影響を多少受けたかもしれませんね。
(スタート6分後)

南南西からのいい風が続き船足が進む中、PLANETは上り角度があまり良くないため岸側エンドで頑張ります。


真鶴に近づいた辺りで10度ヘダーの風となりタックし、初島アプローチを開始。
スタードタックでのアプローチ中まず小型軽量快速艇のバーバリアンとクロスしますが、こちらが鼻先を交わします。
初島に近づいた頃風が上がり(25ノット程度)、波も高い中フルメイン&124%ジブではクロースホールドを維持するのが困難となり、少し上り過ぎにしてごまかしながら走りますが、ここでトールボーイがこちらの鼻先をクロスしていきます。この辺りから初島を風下に見て回航するまでが最初のエキサイティングシーンでした。

12時10分ぐらいに初島灯台の南側を通過し、島影でジャイブ。一路逗子を目指しますが、最初はアビームで風が強い状態なのでスピンはあげられませんでした。しかし中盤あたりで風が多少落ち、かつ後ろに回ってきたのでスピンアップ。波に乗ると艇速が9ノット程度まで上がりキールが唸ります! PLANETでは過去最高速かも!? 2番目のエキサイティングシーンはこのダウンウインドだったと思います。


逗子のフィニッシュマークをハンディGPS端末でチェックしますが、数字での角度表示だとちょっと右ですが、矢印表示ではやや左となっていました。
そこで矢印表示に合わせて進路をとったのが失敗で、フィニッシュラインが思いのほか右側(上側)で最後はスピンでいっぱいいっぱいの上りとなってしまい、かつ風も強くなっておりかなりタフでしたが15:51:32に‎無事フィニッシュ。8時間50分余りの奮闘が終わりました。
マリーナにもまだ陽が高い17時半には到着し上架時間に間に合ってしまいますが、タイムリミット設定がすっかり暗くなってからの21時のレースで小型艇のPLANETがこんなに早く安全に帰港できたのはラッキーでした。

PLANETの結果は13艇のAクラスで着順6着、修正で4位でした!

今回の第30回初島ダブルハンドは以下の3つの記録が樹立されたということです。
1.大会が梅雨明け後となった
2.ファーストホームの記録が塗り替えられた(ブラック・ジャック 13:00:13)
3.最終フィニッシュが17時を切った(16:46:05)

あまりの早い展開に選手も陸番の仲間もビックリですが、とてもエキサイティングなセーリングが出来たレースでした。
主催の逗子マリーナヨットクラブの素晴らしい運営とパーティでの対応、選手そして陸番の皆さんのナイスファイト、どれをとっても素晴らしいレースでした。
お疲れさまでした。そしてありがとうございました!

追伸)その後、乳酸とアセトアルデヒドに悩まされたのは言うまでもありません。。。。