松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆生みの苦しみ(戸田市)

2013-09-19 | 1.研究活動
 戸田市における自治基本条例が、少しもがき始めている。頑張ろう。

 戸田市のやり方は、戸田市方式と言って、内容の検討の前に、市民と行政がまちに出て、身近な問題を解決するには、どんな仕組みが必要なのかを考えるところから始めた。難易度が高いやり方で心配したが、うまくいき、報告会も行われた。

 その後、提案作りの段階に入り、委員のみなさんも大いに奮闘されたが、現時点では、十分、これまでの積み上げが活かされていないように感じた。
 ①目的の共有である。なぜこの条例をつくるのかが検討委員会のメンバー間で共有されないと、結局、手戻りを繰り返すことになるが、戸田方式で行われた第一次市民PIの成果を踏まえて、もう一度、足元をしっかり固めたほうがいいと思う。
 ②PIに出ようという意見もでた。いずれ第二次PIをやらないといけないが、ある程度の案ができた段階のほうがいいと思う。すでに第一次PIをやっているので、手戻りになるからである。聞かれた市民のほうも、ある程度の案があったほうが、答えやすいという実践的な理由もある。
 ③行政も遠慮がちなところも気になるところである。自治基本条例では、これまでのやり方をすべて忘れて、新しいやり方でやらないとうまくいかない。例えて言うと、検討委員会のメンバーと伴走するという感じである。

 いずれにしても、もう一度、原点を思いだし、頑張ってみよう。

 この日は、夜の7時からの開催。相模大野から出かけたが、小田急線、埼京線と行きやすい。残念だったのが、戸田公園駅内にあった日高屋がなくなっていたこと。すっかり野菜たっぷりタンメンモードだったので拍子抜けした。近くに移転したとも聞くので探してみよう。
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