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松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★すぐに使える政策法務(秋田県)

2013-09-18 | 2.講演会・研修会
 台風を追いかけるように秋田へ行った。

 秋田県の研修は初めてである。秋田県でもこれまでも政策法務の研修をやっていたが、理論・机上の研修が一段落したので、次は実践で使える政策法務を学ぼうということになって、「すぐにつかる政策法務」研修となった。その担当として、どこからか私を探してきて、研修をやることになった。私のほうも、昨年度中に話があったので、引き受けることができた。

 最近、第一法規の小川ユコリンの手綱のもとで書いた『政策条例のつくりかた』(第一法規)を読んで声をかけたという声を聞くことがあり、少しずつ、この本をよむ人が増えてきた。横浜市26年の実践体験を踏まえて書いた本で、他の人にはちょっと書けないだろうと自負している。書いた当時でも、どんどん忘れかけていたので、小川ユコリンの後押しがなければとても書けなかったろう。
 ちなみに小川ユコリンは、最近、どうしているのだろう。お嫁さんに行ったのだろうか。

 研修内容は、「すぐに使える政策法務」ということで、徳島市公安条例大法廷判決や立法事実の積み上げかた、仕組みづくりの意義を考えるものとなった。
 今回は、秋田県と市町村職員の合同研修なので、当初は心配したが、すぐにグループで仲良くなり、一緒に知恵を出していた。みな全体に控え目であるが、穏やかな人が多く、これが秋田県の特徴なのだろう。

 今回は2泊3日となったが、最初の日は、まだ台風真っただ中だった。秋田便が、どんどん欠航になり、私が乗る15時10分のJALは、なんとか天候調査。つまり秋田空港の状況によっては、羽田に引き返すこともあるという条件付き運航である。新幹線に変えようかと思ったが、何となく面倒なので、この飛行機に乗ることにした。2時間の遅れで出発したが、結局、何の問題もなく秋田に着いた(新幹線は、盛岡・秋田間が不通で、結果的にはいい判断になった)。雲の上は、遠くに富士山が見え、夕焼けがきれいだった。

 研修所は、秋田市の隣の潟上市にあり、松林の先に海があるきれいなところだった。朝散歩をしたが、空気が澄んで、とても気持ちがよかった。松林の中に紛れ込もうと考えたが、きっと道に迷うので、止めておいた。研修所の人たちにも、海にはどうやって行けばいいのかなど、いろいろと聞いたうえに、研修では、体験談が多く、変わった講師と思ったろう。

 さて、秋田における経済効果であるが、今回は一人で行ったので、経済効果は極めて乏しかった。連れ合いのリクエストである「いぶりがっこ」は、どんなに最高級を選んでも、しょせん沢庵漬けであり値段はしれている。その他、お煎餅や甘い物など、こまごましたものをたくさん買い込んだ。量は多いが価格は張らないという客となった。私はどこに行くにも、デイバックひとつであるが、手に袋をたくさん抱えた、あぶないおじさんに見えたろう。

 研修センター遠景

研修風景

秋田美人だとずっと思っていた。あきたびじょん。小さな「よ」があった。
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