松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇自律と新型コロナウィルス(三浦半島)

2020-04-04 | 5.同行二人
 夫婦の話題は、やはり新型コロナウイルスである。特に心配は、アメリカ海軍での蔓延で、三浦半島は、第7艦隊の母港なので、実際的な有病率は、三浦半島が、日本で最も高いのではないか。

 こうしたなか、私の関心は、市民的自律で、新型コロナウイルスを封じ込めることができるかである。竹やりでB29に向かうように思われるかもしれないが、要するに、これは、人のうつさないように注意すればいいので、それは、市民一人ひとりの自律が基本である。

 むろん、感染力がものすごく強く、いくら注意しても、うつってしまうのならば、自律ではどうにもならないが、新型コロナウイルスは、感染力が強いような面もあるし、他方、同居の家族はみんな陰性というケースもある。要するに、自律(人にうつさない心がけ)で防ぐことができる程度の感染力ならば、日本的自律で勝負できるのではないか。もし、これで勝負に勝てれば、新たな日本の未来が広がってくるように思うからである。

 むろん、心がけだけ単独でやれば、これは竹やりだし、ばくちみたいになってしまうので、裏付けのBプランも必要である。軽症者はホテルというのは、なかなか実践的な案で、この調整は自治体でなければ、できない仕事である。東京はじめ、動き始めたことはいいことだと思う。そのほか、自治体でなければできないことは山ほどある。

 安倍さんはじめ、今のリーダーの人たちは、地方自治を本当には理解していないことがよく分かった。なんでも、中央で指令すれば、上手くいくというものではなく、大事なのは、それぞれの得意分野でそれぞれの強みを存分に力を発揮できるように、リーダーシップとるのが、国のリーダーたちの役割である。これは協働である。

 新型コロナ騒動がひと段落したら、国が挙げて、自治基本条例づくりを推進することが必要である。自治を強めるための、国民運動を繰り広げないと、新たな問題が生じたとき、また最初からやり直しで、右往左往する。

 協働や「全国で自治基本条例づくり」は、やや、我田引水の感があるが、新型コロナ騒動は、いつまで続く話ではないので、もう少し、我が家も、がんばりたい。
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