松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆「はじめに」を書く(三浦半島)

2020-03-04 | 1.研究活動
 「若者本」について、はじめにと著者プロフィールを書いてほしいと、第一法規のユコリンからメールが来た。

 本を読むとき、はじめにと、著者プロフィールが、一番、よく読まれることはよく知っている。だから、本来は、力を入れて書けばよいが、最近は、面倒くさくなり、はじめにを省略したり、プロフィールは、すでにあるもののコピーで済ますことが多い。

 新型コロナウィルスの影響で、フォーラムが軒並み中止になり、会合も4月以降にしましょうということになった。連れあいが心配するので、ジムにも行かないので、時間があるので、書くことにした。

 注文は、500字から1500字くらいと、幅が広いが、500字くらいのつもりで書き始めたら、1300くらいになってしまった。

 最後は、こんな感じである。

 「本書は、第一法規から出版することになった。出版不況のなか、地方自治の入門書の類いしか本にはなりにくい時代にあって、私が書く本は、いつも時代の先を行きすぎるので、その分、マーケットは小さく、商業出版には乗りにくい。にもかかわらず、「よくまあ」というのが、著者として率直な印象である。 

 本書の編集者である小川優子さんは、私のブログでは、ユコリンという愛称でしばしば登場するが、この出版企画を社内で通すために、相当苦労したのではないか。しかし、それだけ社内で実力をつけたのだと思うと、私としてはうれしくなる。これまで多くの人に恵まれてきたが、ここでも大いに感謝しなければならない」。

 「はじめに」は、1時間もかからず書けてしまったが、率直な気持ちをそのまま書いたからだと思う。この本の雰囲気を表す、いい、「はじめに」が書けたと思う。

 
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