松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆Withコロナ時代のまちづくり(3)・島田市未来カフェ(ライン・オープンチャット)

2020-11-01 | Withコロナまちづくり
 島田市の未来カフェは、今年はラインを使った。

 私も初めて知ったが、ラインには、オープンチャット機能があって、それで、まちづくりを話し合う方式である。企画は、島田市の若い担当者で、そうでなければ思いつかないアイディアである。

 開催期間は、先週の1週間。アイスブレーキングから始まって、テーマごとに話し合い、アイディア出しとなった。

 テーマは3つ、おすすめのお店、商店街振興、楽しい公共空間の作り方である。

 参加者の抽出は、住民票の無作為抽出である。詳細は、これから分析するが、ざっと見たところ、参加年代は、20代、30代、40代が中心で、おそらく私が、最高齢であろう。いつもは参加が少ない年代の参加となった。

 参加率は、1%強で、想定よりもやや多い感じだろうか。リアル会議の無作為抽出も、これまでやってきたが、1%弱だったので、より参加しやすい方式といえよう。

 ライン方式は、会場まで来なくて良い、自分の都合の良いときに参加できるということである。たしかに、私も、電車の中、一休みしているときなど、自由に参加できた。

 運営側は、全体の管理者(テーマの提供や進行、不適当発言の注意など)、運営主体をサポートする人たち(市役所の職員や、サガジョの学生、島田市のNPOメンバー)という陣容である。

 話が弾まないときに、声をかけるなどの役割があったが、そんな場面はなく、参加者が闊達に議論するので、とりわけ、そんな出番はなかった。

 会議の進行役が、なかなか良く、抽象的な議論は、具体的に噛み砕いて、こんな感じで話してくださいと言った適切な投げかけをしていて、それが印象的だった。3ルームあったので、一人ではないと思うが、これはなかなか、見事だった。今度島田市に行ったら、中身は、誰だったか聞いてみよう。

 私は、最後のスマホの自撮りで、コメントを出すのが役割だった。3つのテーマについて、全体の流れを踏まえてもコメントなので、結構、時間がかかった。実際の撮影も、撮っていると、マロンが吠えたりで、それぞれtake5くらいまで、撮ったので、まる1日かかってしまった。向いてないことがよくわかった。テレビのコメンテーターにならないでよかった。

 昔、藤沢市で、電子会議室があった。本にまとめようと、随分と調査したが、その時と、同じような感じがした。

 今回の、チャットも、(1)みんなで意見や情報を出す、(2)課題の対応策(政策)のアイディアを出すのが、主な内容であるが、このチャットも(1)に向いている。みんなで、情報を出す機能を中心に、更に発展させていくといいのではないだろうか。

 総じて言うと、とても面白い、1週間だった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆Withコロナ時代の新しいまち... | トップ | ☆公職の状況 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Withコロナまちづくり」カテゴリの最新記事