松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆励ます行政評価(白岡市)

2018-12-15 | 励ます行政評価
 行政評価委員会の評価2日目である。この日のテーマは、交通不便地区の乗り合いタクシーと、事業者補助金を取り上げた。

 この委員会の特徴は、行政側の案を叩くというやり方はやらない。委員のそれぞれが、課題の必要性、効率性、協働性、効果性、市民周知について、各自が意見を提出する。

 この提案がすごい。民間の体験、ノウハウを持ち出すので、「え。そこまで考えるの」という意見や提案が出てくる。改めて思うが、こうした知恵や知見を活かすのが協働である。私は座長であるが、うかうかしていられない。専門家の意地をかけて、知恵を絞る。

 検討の最初で、十分、検討していないのではないかという疑問に対して、いくら事前に考えても、やってみなければわからない部分もあり、ある程度、見切り発車は止む終えない。大事なのは、修正で、上手く行かなかったら、すぐに直すことが大事だという意見が出る。

 要するに、実際に仕事をした人たちで検討すると、実践を踏まえた現実的な対応になるということである。今回も活発な意見交換、提案となった。昨日の区民会議でも、何人もが、市のいくつかの会議に出るが、こんなフランクな会議はないといっていた。私にとってはふつうのことではあるが、もしかして、私は、明るく、活発な会議を行うのが、得意なのではないかと、密かに、思い始めている。

 そういえば、連れ合いには、あなたのペースに巻き込まれると、まったりしてしまうと、文句を言われることがある。かちって、他の方式はできないので、このパターンでやっていくことになるだろう。
 
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