松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆熟議の市長選挙68・(2)公開政策討論会おまつり広場計画

2020-08-05 | 1.研究活動
 公開政策討論会がまちづくりとすると、一気にいろいろなアイディアが浮かんでくる。

 新城市で公開政策討論会に参加したのは、延べで800名弱である。重複もあるだろうから、実数は、3分の2くらいかもしれない。人口47000人のまちの約1%だろうか。

 来ている人を見ると、圧倒的に、中高年が多かった。これはこれで大事だが、もっと、多くの人が、公開政策討論会にやってくるには、どうしたら良いか。子ども連れ、家族連れで、楽しくやってくる公開政策討論会を作れないだろうか。

 そのひとつが、公開政策討論会おまつり広場計画である。立候補予定者が3人いたら、それぞれが、与えられたテントにお店を出す。そこに公選法に触れないように、「こんなまちならいいな」を提示するのである。

 その店では、政策を市民に理解してもらう、いろいろな工夫があって良いと思う。わかりやすく伝える努力もするだろう。語り合う場があってもよい。飲み物も、新城茶ならOKである。

 子どもや家族が楽しむために、屋台はたくさん出たほうがいい。焼きそば店は、実行委員会の直営店で行こう。その他、地元の団子屋さんなど、こぞって出てほしい。まちづくりなのだから、楽しく集まる工夫がもっともっとあるだろう(このあたりの知恵は、山本さんに出してもらいたい)。

 選挙というと反射的に思うのは、違反である。選挙は怖いもの、選挙は管理すべきものと考えていると、ますますジリ貧になる。ジリ貧は、私たちの民主主義が、機能しないということなので、これは何としても避けなければいけない。

 ここは、明るい選挙推進協議会の出番である。明るい選挙推進協会のHPを見ると、①選挙違反のないきれいな選挙が行われること、②有権者がこぞって投票に参加すること、③有権者が普段から政治と選挙に関心を持ち、候補者の人物や政見、政党の政策などを見る目を養うことが役割と書いてある。まさに、③そのものである。

 
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