![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/34/ee12a88c61ea5d665a1cc2f901ac411e.jpg)
小平市の市民活動支援公募事業選考審査会に参加した。
まず、私が、なぜ小平市なのかであるが、これはすでに書いている。簡単に言うと、この春、異動したKさんが、NOMAの研修の受講生で、その縁で小平市にかかわるようになった。気が付くと、審査会のほか、講演会、さらには市民活動センターなどにかかわるようになった。
こうした関わりは、本来は、地元の先生が好ましいと考えているので、Kさんの異動を契機に、お断りしたいと考えていた。この春、Kさんが異動されたので、ちょうどいいタイミングだと思って、お断りしたが、いろいろな曲折があるが、結局、引き受けることになった。連れ合いには、意志が弱いと怒られるだろうが、ここで断れたら、私は違う人生を歩んでいたことになったろうと思うと、これも仕方がないことだろう。
そんな背景があるが、今回の審査会も有意義であった。メンバーは、副市長さんのほか、枢要の部長さんたちであるが、今回も闊達に意見を出し合った。私が座長をやると、粛々と会議が進むということは皆無で、みなさん自由に意見を言い合う。一度、水を打ったような凛とした会議運営ができないかと思うが、むろんできるはずもなく、これも仕方がないことだろう。できていたら、違う人生を歩んでいたはずだからである。
興味深いことはいくつかあるが、改めて感じたのは、バランス感覚である。さすがに、市の幹部になる人たちだけのことはある。そこは、課長で役所を辞めた私との違いである。それに加えて、退職後、10年というブランクは、ますます、私の役所的バランス感覚を鈍いものにしてしまったようだ。
むろん、審査会における私の役割は、役所の人たちと違っていることに意味があることは承知している。私の役割は、あるべき社会を見据えて、役所では踏み出せない一歩を後押しすることであり、今回もそうした主張をし、審査会のメンバーも同意してくれたが、
改めて、役所的バランス感覚が乏しくなっていることに、気が付いたことに、驚いているというのが、率直な感想である。
いつもI部長の議論には感心させられる。今回も、事業を行いたいと考える市民の素朴な思いを、公益性、社会性を高める方向にリードするために、それとなく、助け船を出していた。座長の私には、それが周到な助け舟とはわからず、会議後の雑談になって、ようやくそれに気が付くというありさまで、反省というか、恥ずかしい思いを感じたことを明らかにしておこう。
市民との関係では大事なのは(職員指導でもおなじであるが)、前に進むように励ますことであるが、それを声高にではなく、何気なく、しかも実際に歩が進むように行うということが重要である。私は、役所にいたら、この3月で定年になったが、そのまま役所にいても、部長にはなれなかったであろうと、残念ではあるが、改めて、確認した次第である。
小平への行き方は、いくつかあるが、品川まで京浜急行、山手線で高田馬場、西武で3つの電車に乗り換えて、市役所がある青梅街道駅ルートで行った。車窓から見える緑が気持ちが良かった。
まず、私が、なぜ小平市なのかであるが、これはすでに書いている。簡単に言うと、この春、異動したKさんが、NOMAの研修の受講生で、その縁で小平市にかかわるようになった。気が付くと、審査会のほか、講演会、さらには市民活動センターなどにかかわるようになった。
こうした関わりは、本来は、地元の先生が好ましいと考えているので、Kさんの異動を契機に、お断りしたいと考えていた。この春、Kさんが異動されたので、ちょうどいいタイミングだと思って、お断りしたが、いろいろな曲折があるが、結局、引き受けることになった。連れ合いには、意志が弱いと怒られるだろうが、ここで断れたら、私は違う人生を歩んでいたことになったろうと思うと、これも仕方がないことだろう。
そんな背景があるが、今回の審査会も有意義であった。メンバーは、副市長さんのほか、枢要の部長さんたちであるが、今回も闊達に意見を出し合った。私が座長をやると、粛々と会議が進むということは皆無で、みなさん自由に意見を言い合う。一度、水を打ったような凛とした会議運営ができないかと思うが、むろんできるはずもなく、これも仕方がないことだろう。できていたら、違う人生を歩んでいたはずだからである。
興味深いことはいくつかあるが、改めて感じたのは、バランス感覚である。さすがに、市の幹部になる人たちだけのことはある。そこは、課長で役所を辞めた私との違いである。それに加えて、退職後、10年というブランクは、ますます、私の役所的バランス感覚を鈍いものにしてしまったようだ。
むろん、審査会における私の役割は、役所の人たちと違っていることに意味があることは承知している。私の役割は、あるべき社会を見据えて、役所では踏み出せない一歩を後押しすることであり、今回もそうした主張をし、審査会のメンバーも同意してくれたが、
改めて、役所的バランス感覚が乏しくなっていることに、気が付いたことに、驚いているというのが、率直な感想である。
いつもI部長の議論には感心させられる。今回も、事業を行いたいと考える市民の素朴な思いを、公益性、社会性を高める方向にリードするために、それとなく、助け船を出していた。座長の私には、それが周到な助け舟とはわからず、会議後の雑談になって、ようやくそれに気が付くというありさまで、反省というか、恥ずかしい思いを感じたことを明らかにしておこう。
市民との関係では大事なのは(職員指導でもおなじであるが)、前に進むように励ますことであるが、それを声高にではなく、何気なく、しかも実際に歩が進むように行うということが重要である。私は、役所にいたら、この3月で定年になったが、そのまま役所にいても、部長にはなれなかったであろうと、残念ではあるが、改めて、確認した次第である。
小平への行き方は、いくつかあるが、品川まで京浜急行、山手線で高田馬場、西武で3つの電車に乗り換えて、市役所がある青梅街道駅ルートで行った。車窓から見える緑が気持ちが良かった。
安心をつくる方法は、たくさんありますが、基本は、相手を理解すること(理解しようとすること)でしょうか。
この相互理解の方法も山ほどあるでしょうが、私の好みは、相手の欠点をみるのではなく、優れたところを見ることですね、すると、私にはとてもできないという優れた点をたくさん発見します。それで、一目を置くようになりますね。気が付くと、周りには一目だらけです。
ご指導ありがとうございました。